自分のDJでイベントを締めました。みんなに感謝。ただそれだけ。


SKA FLAMESのいつも通りの熱くて和やかなステージ。26日もワンマンありますね。


早い時間にしてください!と直訴されて2番手よ。4時すぐには出演してました。BRAHMAN


トシちゃん繋がり?ZOOT16の渡辺俊美くんとは赤い糸で。。。かな?


Katchin'のDJで思わぬサプライズ!あの同い年くらいのレゲエのマスター、RANKIN TAXIと相方?のMartin Kinoo登場に会場もやんやの喝采。


一番最初に出てくれたバンドがマエちゃんとタバサちゃんとコースケのトリオによるBuffalo'3。勢いつけて来年はJUMP!


 もう、気持ちだけすごーく充実して、みんなに祝福され、励まされ、感謝もされ、本当にこの瞬間が一日天下みたいな感覚で、ジ~ンと心に沁み入るものがあった、そのことだけでもう満腹な、そういう一日でした。19日のリキッドは。LONDON NITE 35th Anniversary X'mas Special 2015というロンナイは、35年間の集大成でもなく、単なる通過点でもなく、その時のみんなの気持ちがその一点に集中した、そういう意味では毎度のロンナイと基本、同じなんですが、気持ちや想いはやはりそういうわけにはいかなかったです。


 いずれにしろ、ここまでこれた、やれた、ことには意味や理由があるし、でも、そのことをことさらに大きく受け止めたくない、評価、評判とかもサラリと流したい、という自分としての想いはありました。が、そういうわけにもいかないことを改めて思い知ったのも、このロンナイででした。今はそういうもの、ことを嬉しく素直に思えています。いや、当日も本当に気持ちの中ではそれが一番デカかったんですが、大げさに言われたり(お客さんや出演者、スタッフ、関係者からはいいんですが、あまり普段関係ないところからの声にはなんかネ)するのはカンベンして、という気持ちもありで、ひねくれ者なんです。複雑なんです。ただ、未だにロンナイを知らなかったり、無関心だったり、存在すら気付いていなかったり、という社会、世間も大きく横たわっているわけで、そういうものとあの熱狂とのギャップ、35年間の自分なりの生き方みたないなものとがあまりに乖離していて、言葉がないのも事実なんですね。


 1980年から2015年末まで、こうしてロックのDJイベントとして存在し続けて、時にそういう中で知り合った「仲間」であるバンドやDJやスタッフとともに、バンド+DJのロンナイもありで、一応エラそうに「ロック興し」なんてキヨシローくんの真似みたいなことつぶやいてみたり、とりあえずモガいて来ました。それが大きな節目の35周年を迎えてリキッドルームみたいな会場で大勢ではあっても正直20周年記念のイベントほどにはお客さんが集まらなくても、それが時流、時の流れだと納得はしてませんが、理解はして、それでも前に進むしかない、と思う日常です。
 自分はこの35年の間で、ロックを掲げてDJをして大いにエンジョイしてきましたが、それは全然満足で、OKです。でも、それがいったい何になる?って言われたら、「??」かな。いや、それでも、言いますよ「何になったかは分からないけど、そんなこと関係なく自分の35年の毎日がほぼ充実していたことだけは確かだ、と」。


 29歳で始めて、64歳もエンディングのトシになりました。周りもみんな同じように年を重ねています。時代は休むこと無く流れています。それは当たり前です。時間停止はあり得ないから。でも、時代はどういう方向に流れているのか?それは身体で感じます。ロックが35年前と2015年とで違うのか?違うことは違うかも。器材やハードもソフトも変わったし、受けとる方の気持ちとかも変わったかも。でも、思うのは、人間の心とか気持ちとかって、そんなに簡単には変わらないんじゃないか、って。ヘンな犯罪やおかしな政治家やダメな役人とかは、大昔からあったし、いました。人間は学ばない、なんて言われてますものね。でも、自分もそういうダメな人間のひとりだし、ダメなら少しでも自分を、仲間を信じて地道に進むだけです。今日より悪くない明日のために。お金には昔から縁がないし、イベントしても経費がかかるだけ、ということをずっと我が身を持って実感してしてきてます。でも、徒労に過ぎないと言われたとしても、自分は、俺はやります。それがアイデンティティーだし、それしか道がないし。下流老人でも何でもいいから来なさい!ですよ。意志あるところに道は拓ける。とウソぶきながら前進します。みなさんとともに。


 こんなロック馬鹿ですが、これからもよろしくお願いします。