一番古い付き合いのKANちゃん(左)とロンナイ姐さんのユータと。


今じゃすっかり丸くなりましたが。。。好きな言葉は「気合い」に「根性」だね、マサミン?


マサミさんと最近活動しているジャズ・スパニッシュ・ギターのMIYATAさん。元々はパンク好き。


TERROR FAMILIAの要ともいうべきギターのレオくん。キミはリハやんない方がイイね~。



TERROR FAMILIAの不思議なライブ。チアキ:Vo /レオ:G&Vo /リューキ:B /コースケ:Dsのヘンな4人組。でもスゲーことやります。天然だからいいのだ!





 夕方の暮れなずむ西の空の方の雲の形がこのところ、すごくモクモクで、まぁ、夏なんで入道雲なんでしょうけど、夕日をバックに浮き彫りになると、まるで何かが爆発したたいなモクモク具合で、特に今日、月曜の空は6時半頃ブワ~~~~ッと吹き上がる噴煙みたいな感じで、そこに火山とかあるみたいな雰囲気で、ビックリ&カンドーでした。


 さて、週末、金曜日、7日ですね。自分がDJとちょいとばかり企画に参加したイベントが渋谷の人気スポット(クラブでもバーでもない貸しアトリエみたいなスゴい装飾の部屋なんです)TRUMP ROOMでありました。そもそものキッカケは自分のツバキハウス時代初め頃のヘルプについていたDJ見習いだった男子が、あれから30数年たって、今では立派な日本を代表するようなDJに育ち、それなのに、根が恥ずかしがり屋というか照れ屋で、表に出るのが苦手、というワンパク坊主で、いい腕あるのに、それって宝の持ち腐れだよね、という仲間たちにより(自分含む)、ここらでトシもいい加減いってるんだから潮時じゃん、つーことでパーッと改めて主役にフィーチャーして騒ごう、という(長い前フリでさーせん!)趣旨でスタートしたものでした。


 彼の名前は、牧野雅己くん、通称「マサミン」ないしは「マサポン』。もっとも、そう呼ぶのは古い仲間くらいで、フツーそう呼んだらポカリ!とヤラれるかも(笑)。まぁ、マサミさん、ですね、通常。同期が「夜ジャズ」やMix 音源「World Standard」で話題になった須永辰緒くん。彼に名前くらいは「知ってる~」人もいるかもしれませんよね。でも、「牧野雅己」は「Who?」ですから。


 そういうことでいろんな人たちに声をかけて開催しました。あくまで便宜上ですが、彼が生来ディスコのDJなので、そこを強調するため、自分はRock DJとしてRock Meets Disco的な見せ方でいこうとなり、ライブも入れてロック感をアピールしたり、とにかくいろんなお客さんにエンジョイしてもらおう、とあれこれ考えました。
 バンドは知り合いのインディー系で今自分一押しのTERROR FAMILIAと同じくストイックな宇宙舞うギターが感動的なBuffalo'3。ホントにマエちゃんのギターは素晴らしいです。巧いことも巧いけど、テクでどうとかじゃなく、気持ちがそのままギターに表出する感じですね。その意味ではいい時もあればダメな時もあるのは、ぼくは仕方ないと今のところは思ってます。今回はベースのタバサちゃん(ベンジーとかと一緒にやったりな可愛い女性です)の体調がイマイチで、それがパフォーマンスにも出てちょっと残念。テロルは逆に、これまで10回くらい(あんまりライブやらないし)見た中で、ベスト3に入るくらいグレートでファンタスティックでスーパーナチュラルなパフォーマンスでした!!ブルースをもとに、独自のトリップ感(浮遊感)ある、でもRudieなサウンドと官能的なプレイをする彼らですが、ボーカルのチアキちゃんの歌、叫び、うめき、うなり、さえずりいろいろな声を発してくるパフォーミングとそれを覆うようにドロ~~ンと響くギター、ベースとドラムの個性的な絡み合い。サイケでモダニスク(モダンとロマネスクを混ぜたようなもの)な解放感溢れるエネルギーの放射がシャワーみたいに降り注ぎ、なんか異様な空間になってました。


 それぞれ30分の持ち時間で頑張ってくれ、そのライブ後に自分がロック番長としてDJ1時間。その前後をかためたのがTwee Grrrls ClubのMethylちゃんとLONDON NITEのYU-TAの女性陣。ブリパビの直樹くんはDJにPAと大活躍。感謝ですねー。


 で、その後に「本日の主役」マサミさんの登場その1で、その後ゲストでお互い古い付き合いのカンちゃんこと高木完のDJ。それからマサミさんその2と夜は続くのでありました。
 思ったのは、今回はやっぱりマサミさん主体ですから、当然ながら彼が関わって来たお店とかのお客さんが多くいました。ツバキ(六本木の玉椿でも)の頃から、その後のいくつかのDISCO、そして彼が店長もしていた新宿のミロスガレージからワイヤーにかけて、さらには六本木というか乃木坂というか、そっち方面で始めた自分の店のSONORAあたりまでの、本当に30数年間の歴史を示すようなそれぞれの時代のお客さんたちが集まり、おおいに賑わい、加えてTRUMP ROOM特有の外国人のお客さんも混ざり、マサミさんのラテンMIXなJiveでJazzyなハウスで大盛り上がり。ナマのスパニッシュ・ギターの名手MIYATAさんのプレイもいぶし銀のようにカッコよく、しかも曲作りまで一緒にやったとかで、そこはもう息はピッタリンコ!


 自分はLONDON NITE,GROOVY ROCK CARAVANと今も長く続いているDJパーティーをやってますが、固定化するのが一番いやなんで、こういうミックス企画は大歓迎。いろんな人たちと会えるし、いろんなお客さんに自分のDJ聴いてもらえるチャンスですから。チャレンジです。てゆーか、そこまで肩肘張らないで、自由にいろんな音楽にトライして、最終的にロックの普及に貢献したい、という気持ちですね。マジで。そのためには何でも惜しまずやるし、ネットショップみたいなこともして、お客さんの望むものを販売しつつ、自分の活動資金にしているわけです。今じゃレコードの解説とかラジオのDJとか、稼げる仕事ほとんど無いですから(苦笑)。


 今回お店を貸してくれたTRUMP ROOMのオーナーで昔のツバキのお客で友人の松村さん、この企画を一緒に考え、オーガナイザーをしてくれた坂本くん、PAのシステムを組んでくれた梅本さんとかいろんな方々に感謝です。持ちつ持たれつ、な相互信頼のある仲間がいることが素晴らしいと、再認識した夜でもありました。ONE FOR ALL ALL FOR ONEです。いつになるか分かりませんが、またいつか必ずこういうパーティーをやりたいと思います。その時はあなたも是非おいでくださいね。LET'S JOIN US Having Funtime!