これはアナログLPの時のジャケ。デビューアルバムです。自分もこれを持ってました。解説も書いたかな?最近見てないなあ。レコーズのファンは意外に多くて、やはり70年代のイギリスのロックに関心あるマニアックな人たち(ミュージシャン含む)ですねぇ。湿り気のある曲調とそのわりにカラッとした爽やかなサウンドの対比がナイス!


ロンナイのBlizPia(廃盤)から出た「01」(赤星)に収録してますが、彼ら自身のアルバムはこれです。79年に発売された2枚目にあたるものです。


1972年のラズベリーズのデビューアルバム。当時はもちろんアナログLPでした。で、そこに実にユニークな遊び心溢れる仕掛けが!ジャケのラズベリーズのロゴ下の花の部分をこすると、あら、まあ!ほのかにラズベリーの香りがするじゃないですか!ホントにビックリしました。ニオイのするレコード(ジャケ)なんてほかに知らないです。



ロンナイの25周年記念でソニーから発売したアルバムに入れたEL&Oのナンバーは元々はこの81年の「Time」に収録されていたもの。このナンバーは彼らの引き出しの多さのひとつの証明で、ロカビリー風の、いわば一番手慣れた作りの曲。イギリスとアメリカ両方でTOP10入りした。




 毎日暑いです。夏だから当たり前、と言いたいけど、この何年かの暑さは尋常じゃないですよね。やはり温暖化の影響と都内の夜まで暑いヒートアイランド現象とか、いろいろなことが複合して今のような事態になってるんでしょう。


 まぁ、それでもさすがに夜は太陽がいないからその分いくらかマシ。自分はドラキュラ生活なので、つまり昼間に寝てよる活動するナイトウォーカーなので、とてもじゃないけど蒸し焼きじゃ寝るどこの話じゃないです。エアコンないとダメなのでいれるけど夕方起きる頃には寒くなり、風邪引きそう。メンドーなヤローです。


 と、まぁ、それはそれ。ここは昨日の我がラジオKenrocks Nite ver2(interfm)での選曲やコメンタリーなどをいつものように載せておきます。昨日は月に一度の生放送でした。毎月の最終木曜火は先月からナマ、LIVE!になったんです。今回は2回目。多くの方々からtweetいただき、Facebookにもコメントいただきました。本当に有り難いことです。これでヤル気も満々になります。ロック興しの旅を続けていける活力源。金銭面はネットショップでお買い物していただいた分で資金の足しにしてますから。正直、ラジオやってギャラがもらえる、なんて時代はとっくに過ぎましたから。この10年くらいは、いやもう少し前から無休の無給です!でも泣き言なんか言ってらんないので、みなさんのサポートで頑張るだけです。押忍!!


 昨日は前半大貫パートは「大貫の思うパワーポップ その1」で、自分なりにチョイスした曲を紹介しました。もちろん、自分なりとは言え、普通そうだよね的な感覚で選んでます。以下に貼付します。
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Kenrocks Nite ver2 7.30 OA 2015

 みなさんこんばんは、ごきげんいかがですか、今夜も始まりましたおなじみゴキゲンレイディオウのkenrocksnitever2。しかも月末ですから今夜は生放送でお送りです。梅雨明していよいよ本格的なサマーです。そういや先週末7月25日の日曜日、江の島オッパーラでのロンナイ、素晴らしかったですねぇ~。湘南にこんなにロンナイファンが大勢いたなんて!もう店も人も音もサイコーでした。ありがとうございます!今週も土曜日に横浜本牧の元マイカル本牧でパフォーマ70というイベントがあり、そこでDJやります。いろんな面白い顔ぶれが70年代をテーマに企画盛り沢山。さて、今夜はいわゆるパワーポップつーのを検証してみましょう。小難しいことは無しでそういう曲を聴いて夏気分をさらに満開に!ということ。では、こんなところからいこうか。コレもパワーポップでしょ!

T-1~9”
M-1 Last Train To Clarksville/ The Monkees
 2’41” 完「The Monkees 恋の終列車」    WPCR-27838


<トーク1>  曲受けて~モンキーズとか言うに及ばず、パワーポップって言葉は60年代には多分なかったけど、そういう感じの曲はウジャマンとあったね。何よりビートルズなんかある意味権化でしょ?She Loves Youなんてもろパワーポップ!一説によると「パワーポップはポップなメロディーとパワフルなギターサウンドを備えたもので、やはり60年代ビートルズなど、ブリティッシュビートが原点。言葉はフーのピート・タウンゼントが自らのスタイルを表現するのに使ったと言われてます。2002年に渡辺睦夫さんの書いたズバリな本もあります。ただ、それはそれ、自分は自分でピピッと来たものを。では、まずはイギリスのパンクの時代に生まれたバンドThe Recordsから3曲続けて。

T-2~26”
M-2 Starry Eyes/ The Records
4’31” 完 「Shades In Bed」 FOAM CD5


T-3~13”
M-3 I Wannna Be Your Boyfriend / The Rubinoos
3’14” 完 「London Nite 01 」  BPCA-1012


T-4~12”
M-4 Magic / Pilot
3’01” 完 「Greatest Hits Of The 70’s」 BX-905549



<トーク2>  曲受けて、解説。カリフォルニア生まれのルビーヌーズはロンナイでもマスト。79年のシングルで本国以上にヨーロッパで人気に。今も現役。パイロットはイギリスのバンドで74年のデビュー。これがいきなり英米で大ヒット。
 バンドは早く消えたがプロデューサーのアラン・パーソンズは75年パイロットのメンバーらとバンドに転身し80年代に成功しましたよね。
 エリック・カルメンはラズベリーズで時代を築き、その後ソロでも「ALL BY MYSELF」などのヒットを多し。で日本の企画で彼の誕生月の8月にソロ40周年記念として4タイトルを紙ジャケリマスターで2100円のナイスプライスでリイシューする。
 チープトリックは今さら言うまでもないね。この曲は79年のアルバムタイトル曲。全盛期の曲のわりにアメリカではイマイチで26位。日本じゃこのアルバムはオリコンでトップ10入りした。武道館がチョー売れまくったからね。初来日は78年4月。新人なのに超満員はクイーン以来?
 最後はELO。リーダーのジェフ・リンのビートルズマニアぶりは有名だが、曲作りも負けてない。これはロンナイCDにも収録された81年夏のヒット。全英4位、全米10位。ロンナイ初期の人気曲。今も人気あるけどネ。途中のフランス語とかも粋です。

T-5~29”
M-5 Go All The Way ( 1972 Raspberries)/ Eric Carmen
 3’18” 完 「The Essential Erci Carmen 」 SICP-30621/2



T-6~7”
M-6 Dream Police / Cheap Trick
3’46” FO 「Dream Police」 MHCP-1073



T-7~12”
M-7 Hold On Tight / Electric Light Orchestra
 3’04” 完 「London Nite 03 Sony Edition 2005」  MHCP-600



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後枠
  いかがでしたか、今夜のkenrocksnite?エンジョイしていただけましたか?まぁかなり自身あるけどねー。いやいや、それはジョーダン。いつも頑張ってますがみなさんの応援だけが便りなんで、これからもよろしくです。お知らせなど~
LONDON NITE Summer Jamboree2015がもうじき。チケット絶賛前売り中!新宿ロフト8.28(金)オールですのでよろしく!今夜はライブでお送りしました。ではまた来週、ゲストにズクナシのボーカル・ギターのクミちゃんが来ますよー。お相手は大貫憲章とKatchinでした。ではADios Amigos!