地面を這うようにつるがのびるヘビイチゴ。可愛い赤い実がついてます。地面が華やぎますね。



コレはなんですかね?前にも今は家が建ってる自分の部屋の隣が空き地だった頃に、これと同じような花が数多くありました。その生き残りかと。パンジー?



以前にもこのへんは紹介してますが、この花も。ヒメジョオンというもののようです。WIKIではこうあります「ヒメジョオン(姫女菀、学名: Erigeron annuus)は、キク科ムカシヨモギ属の植物。背の高さが50-100cmにもなる、白い花を咲かせる一年草である。同属のハルジオンと共に、道端でよく見かける雑草である。」
ハルジオンと見間違えることも多い、というか、普通ひと目見たくらいじゃ区別つかないです。相当植物に詳しくないと。強いていうと、ハルジオンは背丈が低く、花も少なめ、葉の付き方も違うということです。まぁ、ここは「植物解説」のコーナーではないので、ホント、参考までに、です。






 ウチのご近所もどんどん景色が変わって、今まであったお宅がなくなって、更地になり、そこにまた新しい家がたくさん出来たり、マンションになったりと、この10年くらいで、まさに一気に変化が起こりました。


 自分が今のところに越して来たのが、かれこれ30数年前。まだロンナイとかやる前で、周りは立派なお屋敷&邸宅ばかりでした。ウチはもちろんそうではなく、大きなお屋敷がなくなり、そこに新しく6軒の住宅が出来て、そのひとつがウチだったというわけ。


 それでも、まだあの頃はそういう例は稀で、それから十数年は何事もなく?平穏に日常が進んでいきました。最初の変化が訪れたのは十数年前、ウチの目の前(東南方向。太陽が照りさす空が見える方面)の畑と緑道がいきなり「造成のお知らせ」が舞い込み、まさにウチの敷地の1メートル前まで3軒の家が建ち、あたかも日光を遮る壁のように、立ちはだかることになりました。以来、ウチに日差しは入り込まなくなり、まぁ、強風でゴミや砂もそんなに入り込まなくなりましたが、「日の当たらない場所」となったのです。


 猫の額ほどの庭に母親が熱心に手入れいていた草木、花々がたくさんありましたが、太陽が当たらないのでは、育ちはよくないです。なので、大半の花や木はなくなり、日陰でもなんとか育つ、あじさい、おもと、沈丁花、コデマリ、センリョウとか、鉢植えのバラやサボテンがメインになりました。


 家の建築中はほぼ1年、数件がいっせいに工事でしたから、たまりまセブン。夜型ドラキュラの自分にはただひたすら耐える月日でした。まぁ、正直、その頃に具合が悪くなり、寝不足、ストレスによるめまい、ふらつき、動悸などの症状が悪化し、苦労しました。今で言うパニック障害とか過呼吸症みたいなことが頻発してました。その頃はまだ心療内科なんてほとんどなく、耳鼻科、神経科とかで診察してもらってましたね。


 話が本題になかなか入りません(苦笑)。


 いえ、そうなんですよ。今回のテーマは近所にある空き地に、自然のたくましさを痛感させる日常の風景が見えるので、それを書こうと思ってました。前置きというか、マクラが長くなり過ぎて、本題が行方不明になりそうでした。でも、このマクラ、決して単なる前置きなんかじゃなく、都市型現代人の生活や日常の問題を照射したものだと思います。それは今ここで話すことじゃないですが、いつか。


 そう、以前、病院だったところが今は空き地になり、もちろん売り地なんですが現状はその一部は売れて2軒が建設されました。でも、広いお宅だったんですねー。まだ、あと4軒くらいは建ちそうなくらいの敷地があるんです。こうしてみると、30数年前にいた人や家はウチとお隣さんだけで、残りの人&家はなくなり、新しいものに変わってるんです。ウチもいつまでここにいられるのやら。


 で、まだ手つかずの更地でしたが、一冬越して、この頃は雑草とか生えて来て、さらに緑が濃くなるこの時期、いろいろな草花がよく見るといるんですねぇ。日差しがいいもんですから、植物がよく育つようです。ただし、日陰じゃないと育たない種類のものは今のところ見かけません。いつまでここが空き地のままなのか分かりませんが、この夏とかこえて、秋冬になる頃まで造成されなければ、イイ感じの緑地になるかも、と密かに期待してます。