Kenrocks Nite ver2 every Thursday night 23:00-24:00 Good,Nice&Relaxin' Time





 みなさん、こんばんは。昨日も自分6カッチンのゴキゲンRADIO「Kenrocks Nite ver2」@interFM を聴いていただきありがとうございます。毎週木曜の夜11時から1時間。ロッキン&ブレイキン’な感じでグッド&ナイス・ミュージックを自分らでチョイスし、音源から解説までDIYで行っている心の灯火のような番組です。(宗教系じゃないデス)。

 で、いつものようにここに昨日の自分のコーナーの選曲と自分なりの解説コメンタリーをそのま貼付します。みなさんの音楽生活の参考や、ラジオのおさらんびにしてもらえれば嬉しいですね。
以下の通りです。
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Kenrocks Nite Ver2 「縁は異なもの」な音楽の旅 2.12 OA 2015

 こんばんは、大貫です、カッチンです。さて、いつものようにいつもの時間に始まりました。お待ちかねなグルービー・ミュージック・タ~~イム!はい、KENROCKSNITEVER2です。お分かりだとは思いますが、もうXデイまで10日に迫っております。みなさ~~ん、お時間作って来てくださいよ~~!!2/22サンデーイブニングは日本の祝祭行事ですから。大貫憲章64周年アーンドLN35周年記念合わせたメデタキSpecialなパーティーですので、是非よろしくです。チケット絶賛発売中!イープラスあるいはDJや出演者個人でも扱ってます。大貫から買いたい!という方は、まずはFacebookの大貫のページからよろしくです。さて、そんな今日は音楽っていろんな「縁」でつながってるな~!と思わされること多いんですが、その実例をひとつの曲からたどって、そうなったか?という企画的にヒネった感じのことをお送りします。では、まずは初めの1歩の曲から。

T-1
M-1 I Love Rock'n'Roll / RatMen 「London Nite 01」 BPCA-1012




<トーク1> 2’00” 曲受けて、解説。お便りなどあれば、紹介しましょう。曲はロンナイのコンピにも入っているオランダのサイコビリー・バンドによる、ジョーン・ジェットの全米1位の大ヒットのカバー。ここが今回の出発点。バンドか?人か?曲か?アレンジか?いろいろありますが、ズバリここは曲です。ジョーン・ジェットの持ち歌みたいですが、実はオリジナルはイギリスで70年代半ばに活動したARROWSで、作ったのはメンバーのアラン・メリル。その彼は音楽一家育ちで、60年代末、母親で有名なジャズシンガーのヘレン・メリルらと日本に一時住んでました。GS全盛期で、ナベプロと契約してソロ活動。なかなかにメルヘンかつシュールな曲を聴かせてくれます。

T-2
M-2 この街に何かがあった / アラン・メリル 「ひとりぼっちの東京」 WPC6-8451


T-3
M-3 Pontiac Pan / Vodka Collins 「Tokyo New York 」 東芝EMI CT25 -5563


T-4
M-4 Touch Too Much / The Arrows (1974–1977) 「Greatest Hits Of The 70’s」CB905376


<トーク2> 曲受けて、解説など。結局、74年には離日、そのままロンドンへ。そこで知り合ったミッキー・モウストによりデビューへ。3人組のARROWSとして折からのグラムロック・ブームの中、持ち前のポップさとジェントルな味わいを発揮して一部では人気に。そういう中で生まれた曲のひとつが「I Love Rock’n’Roll」。本人たちのバージョンはこれといってパッとせず、時代を超え、80年代に入ってアメリカのロケンロー娘、ジョーン・ジェットの手でよみがえる。そして、そのジョーンが憧れたのがアランのレーベルメイトであり、未だに活躍している女性ロッカー、スージー・クアトロで、良きお手本になったという。

T-5
M-5 Devil Gate Drive / Suzi Quatro 「Quatro」   WPCR-80179


T-6
M-6 New Orleans / Joan Jett & The Blackhearts 「Glorious Results Of A Misspent Youth」  VICP-75125



T-7
M-7 Cherry Bomb / The Runaways Kim Fowley/Joan Jett 「The 70’sBeautifulDays」UICZ-1116/7


<トーク3> 曲受けて、解説あり。まぁ、曲はそれぞれで、必ずしも「I love ~」じゃないんだけど、聴き較べとは違うから。ロンナイで人気のナンバーとかメインにしてます。ジョーンの原点は70年代のカリフォルニアのガールズPUNKなランナウェイズでした。そこで実質音楽的にリーダーシップを取ってた彼女。その彼女を育てたのが当時のLAの変わり者Pでアーティストでもあったキム・フォウリー。レオン・ラッセルからフランク・ザッパまで多くのバンドやアーティストと交流していた。その彼がガールグループをパンクでやろうと考えたのがランナウェイズだったということ。で、その交流の中にあったバンド、こないだも紹介したポール・リビアとレイダース。彼らのヒット「Kicks」をレパートリーとしていた関西のバンド、ファニーズ改めザ・タイガースが裕也さんに東京に連れてこられ、初めてテレビ出演した時にやった曲、それが「キックス」。ナマで見ていたワタシは、それだけでヤラれました。タイガースもピストルズも、テレビでライブ見て衝撃を受けた、という点では同じ。では、今夜はこの曲でシメます。

T-8
M-8 僕のマリー / ザ・タイガース 「SINGLE COLLECTION」  UPCH-1129



          <RUMBLE>Katchin’のコーナー。

 今夜のKenrocksniteいかがでしたか?前半の自分のコーナー、ああいうのもたまにはいいかな、って。いろんな キッカケで音楽に出会うけど 割とそれぞれが単体でいる、というより、なんかの縁で繋がってることもしばしば。それを見つけたり辿ったりするのも、音楽の楽しみの大きなものです。みなさんはロンナイに出会ってますか?名前だけ知ってるんじゃダメっすよ。是非あの空間をエンジョイしてください。22日お待ちしてますよ。お相手は大貫&カッチンでした。では、また来週!アディオス・アミーゴ!