今日だけの話、ですが、まぁ、考えようによっては不断の思いにも。以下にそのタワごとを


 明日いよいよ投票日だなあ。さて、もう誰にするかは決めてあるんですが、選挙報道の異様なまでの少なさに、自民党がメデイア向けに出した「公平な報道のお願い」なる通達の力に、「だろーなー」と思うとともに、テレビもレーティングだなんだとか言いつつ、これも「時世時節」と致し方ないとあきらめるのか。そういや故高田渡さんの歌に、そういうのがあったな、と。そう「あきらめ節」。

 でも、その歌の中でもラストにちっぽけな人間の意地がチラリとのぞくところにこの「あきらめ節」の真骨頂があるんだけどね。
エラソーなことは言えないけど、なんつったって自分も選挙とか政治とか30前は無関心だったんで。そういう自分がなんで今更、というのもあるんで声高に「投票行こう!」とか言うのはなんかネ。


 しかし、今の世の中おかしいことが多いな、という気持ちはあるんで、それを一人でグチッてもブログのネタくらいにしかならないから、この際、キチンと法律で保証されている「権利」を行使しに行こうと。反原発(でも代案は?=環境にいいエネルギーを開発しましょう、と心で声が)、億万長者がいくらか増えたとか、でも逆に言うと、ビンボー人はもっと増えたんだし、自分も生活が楽チンじゃないし、勝手にいろんな法案出して「閣議決定」とか知らん顔でしちゃうし。


 地方創世を叫んでも、「やる気のない人にバラマキはしない」とか真っ当そうなこと言ってるみたいだけど、そもそも、いくつか地方もロンナイとか行きますが、マジで東北とか中国地方とか、道路は立派だけど大きな施設はあるけど、ヒトケがないのね。そこに住むごくわずかな人たちに「独自」な発想とか「自立」する気持ちが大事だ、とか言うのは簡単だけど、言われた方はキツいですよね。
この大都会でさえ、個が没する日常でまして田舎で個を活用とかなんてネ。


 まずは今のこの時代のおかしさを糺すのが肝要。それには変化。それを出来る唯一の機会が「選挙で投票すること」。まぁ、行かないのもいいけど、それって「好きにしていいです」って意味だから、「ふーえーほー」とか「秘密なんちゃら」とかに文句ありません!押忍!なわけです。自分はNOなんで。

 最後にこの方が全部歌ってくれますよ、世間というものを。みなさん、あきらめますか?