クレマチス。白いのはあんまり見かけないですが、ウチの庭にも紫のが咲いています。和名が「鉄扇」。なんか力強いです。



今が盛りの最近、よくあちこちの庭先で見かけるようになった細かい白い、香りのいい花、ジャスミンです。お茶になるのはまたそれ専用に栽培されたものとか。



マーガレット。昔は白いのが多かったんですが、最近というかここんとこ、いろいろな色合いのが咲いてますね。カナリア諸島原産だそうです。



ウチのご近所の空き地に部分的に繁茂していたヘビイチゴ。最近ではあまり見なくなった気がします。バラの仲間です。食用にはなりませんし、ヘビも食べません。よく「毒イチゴ」なんて言われますが、もちろん食べられないですが毒もないそうです。試さないでネ!



これも近所の空き地に茂っていた雑草?みたいな、背丈が1メートルくらいのワサワサした草木で、いきなりこういう白く小さなつぶつぶみたいな花が咲いていて思わずパチリ!可憐ですね。野の花は花屋の花以上に気になります。





 このところのお天気の不順、つまり、悪天候というか、気候変動というか、とにかく、今までの常識がほぼ通用しない時代になった!としか言えないような、ヘンテコな天候には気象庁ばかりか、自分たちも困りはててます。


 何しろ、春に三日の晴れはなし、とは言うものの、それはあくまである程度過去の事実の積み重ねから「ことわざ」として庶民の間に自然と定着したもので、それって基本的に、お花見の頃はともするとお天気がよくない時があり、うらめしい雨が降ったりするもの、ということを表しているようです。

 でも、近年のヘンな天候はそういう問題ではなく、世界的な天候の不順、気象条件の変化によりものと思えます。それこそが、まさに「地球温暖化」の結果だと、自分には思えるんですね。ここで、そのことを糾弾するつもりはりませんが、日常生活に支障を来すこういう地球規模の環境変化に関しては、みんなが世界中の人々が関心を寄せ、大きな世界的論議をまさに颱風のごとく巻き起こさないと、無関心をキメこんで世界を破壊の道に押し込めようとする大国のエゴがまかり通るハメになります。わがままはダメよ!


 さて、そういう中にも季節感、感じる瞬間はやはりありますよね。それって、自分にはこのトシになるまで(つまり、いい加減オジサンになるまで)まるで気にもとめないでいたことです。でも、いつか気がついたら、そういうモノ、コトに敏感になってた、という感じ。それってこの10年くらいですよ。50過ぎてようやく、です。


 周りの自然、庭の木や花とか、公演、街路樹、広場、遊歩道などの、つまり公共の場所での緑とかに気が向くようになったのは、ホンのこの10年くらいのことです。ちょうどデジカメとか携帯のカメラがかなり良質かつ安価になって来た頃と重なります。気軽に花や木々、空や地面、川、水たまりなどの日常の自然をパチリ、出来るようになってきてです。


 ここで、そういうものを毎月多く紹介して来たのも、ある意味では自己顕示の現れですネ。と同時に自分なりのオピニオンです。それについてはここまでに触れて来たので、今さら言うまでもないでしょう。自然はあって当たり前の時代から、守らないと消えてなくなる時代にググ~ンと突入しました。緑化運動とか温暖化反対などの大きな運動も大事ですが、まずは個人個人が緑やお天気を気にかけていかないと、ですね。上からではなく、下から上へ押し上げるような民意の集約が、まさにROCKと同じで「From The Street」な感じでイイですよね。春もいつの間にか去り、5月も半ばとなれば初夏の様相。これからが緑のいっそう美しい季節です。