これは多分展示会の会場内の様子ですね。


これがアニエスベーとコラボの企画PUNK+の展示会のポスター。


言うまでもなく、the Clashのベース、ポール・シムノンとシーラの2ショット!彼らの絆が感じられる1枚ですね。


これもそう。ギターのミックとのモノクロの2ショット!カッコいいです。ミックの弾ける笑顔がサイコー!


これは当日のDJをしたドン・レッツとポールの2ショット。みんなLondon's Burningだった1976年頃からの仲間、友達ですね。





 あとわずかですが、12日の水曜日、青山のanies.bのショップで、このシーズンのコレクションにその70年代のPunkな写真が起用されたイギリス在住の女性フォトグラファー、シーラ・ロックさんと自分との対談があります。ただ、これ、メディア対応のセットらしく、一般のお客さんは入場出来ないらしいんで、まぁ、自分としてはちょっと残念です。


 正式なコレクションのお披露目パーティー/レセプションは翌木曜日の夜に行なわれ、我らがKen Tokoyamaくんのバンドも出るみたいです。それと元LONDON NITEのDJで今は1977recordsの代表のLODIOくんがDJもやるとか。ただ、これもすでに招待客の募集は締め切りですでに準備は整ってるそうですから、今からではなにも出来ないんですが。。。すんません、情報が遅くて。でも、自分もそのことを知ったのが先月の半ばころで、その時点で募集はほぼ定員オーバーでアウトだったようです。アニエス側の思惑はともかく、応募の大半はKenくんのライブ目当ての男子ばかりだったようです。


 で、そのお知らせを一応はしておきます。でも、その番外編があるのでここではそれを少し紹介したいな、と思ってます。まずはアニエスの企画のニュースから。
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 「アニエスベー」は今春、パンクカルチャーをベースに音楽と写真、ファッションを融合させたキャンペーンを開催している。3月12日から31日は青山店にて写真家のシーラ・ロック(Sheila Rock)の写真展を行う。

 今回行う写真展は、シーラの写真集『PUNK+』をテーマにしたもの。パンク全盛期のロンドンに住んでいた彼女は、ザ・クラッシュ、セックス・ピストルズのシド・ヴィシャスやジョニー・ロットン、スージー・スーやデボラ・ハリーたち多数のミュージシャンのリアルな姿を写し出している。

 また、写真展開催を記念して3月13日にはファッション&音楽パーティー「PUNK+ special night」を行う。シーラと映画監督・安藤桃子のトークショーやKen Yokoyamaのライブパフォーマンス、パンクロックスタイルにスポットを当てたアニエスベー2014年春夏コレクションのファッションショーをプログラムに予定。


■『PUNK+』写真展
会期:2014年3月12日(水)~3月31日(月)
会場:アニエスベー青山店 
東京都港区南青山5-7-25(営業時間 11:00~20:00 会期中無休)

■『PUNK+ special night』 
日時:2014年3月13日(木) 19:00~21:30
会場:アニエスベー青山店
トークショー:Sheila Rock × 安藤桃子
ライブ・パフォーマンス:Ken Yokoyama
ファッションショー:アニエスベー2014 年春夏コレクションから“ パンクロックスタイル” をご紹介

*12,13両日は関係者のみ入場可

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 以上。ということでここでは番外編のことを。すでにこのレセプションは昨年からスタートしていて、アニエスの本店のあるパリとシーラの拠点であるロンドンの2都市で、ちょうど1年前頃に行なわれた。その時のロンドンの模様が写真で紹介されていたので、それをチラッと。
 行なわれたのは昨年2013年の4月26日、金曜日。会場はコベント・ガーデンの名だたるレストラン「BROWNS」。そこのHPにもキチンと写真たくさんで紹介されてます。また、The ClashのBlogサイトにも同じようにレポート記事が。とにかく、シーラの人脈の豊富さを物語る、彼女のこれまでのキャリアを証明するような音楽界からファッション界まで幅広いゲストで賑わったようです。


 彼女が雑誌THE FACEと契約してから、彼女はあらゆる「現場」に行き、写真を撮りまくったんです。75年頃からのロンドンはすべてがPUNKへとなだれ込んでいた、そんな時代。そこで彼女はパンクなバンドやデザイナー、街の人たちに会い、話し、シャッターを押しまくったわけです。それがTHE FACEの誌面を飾り、それを自分のような東洋のいちロック・ファンまでが目をギラギラさせて見入っていたんですねぇ。まだ、ぼくも20代後半で、パンクを追求するのに必死でした。ロクに資料もない時代にファッション誌はとても貴重な情報源でした。FACEにI.D.とかはファンジンのZigzagやSniffin' Glue以上に興味深い記事が出てました。


 そんな時代の彼女に会ってみたかったです。76年、78年とロンドンに出かけてパンク事情を見聞していた頃ですから。あの頃の熱気を口で説明するのはとても難しいです。肌身で感じたモノですから、コトバに変換出来ないものの多々あるんです。見た者、聴いた者しか理解し合えない、そういうある種の霊的な感覚とでもいうか。そんなこともあり、今回彼女に初めて会うんですが、何だか前から知ってるような感覚なんです。


 アニエスのファッションのことは分かりませんが、昔グレーのコートを持っていたのは覚えています。それと、The ClashのTシャツも作っていましたね。それはまだここ10年以内かと。今回もいい写真のTがたくさんあるようなので楽しみです。