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よく庭先などで見かける草花たち。これは一般にルリマツリと言われるもの。花びらと色合いがカワイイですよね。

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その花のことがキチンと書かれた札がいくつも置かれていました。便利です。


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これなランタナという花なんですね。よく見かけますが名前が分かりませんでした。


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こういう風にちゃんと説明してもらうと、より親しみがわいて来ますよね。 




 うちの近所、歩いて17~8分くらい、自転車なら10分足らずで行けるところに都市大学というわりと新しく出来た大学があるんです。


 もともとは、そこは女子校の「東横学園」で、それが何故なのかは分かりませんが、尾山台駅から多摩川方面にいったところにあった「武蔵工業大学」とつい数年前、正確には2009年に統合され、それにともない名前も今の「東京都士大学」に変わりました。まぁ、もともとが東急系の、五島育英会の運営する両校であれば、少子化の時代、先行きもみすえて統合一体化した方が、学生を集めるのにも何かと便利、ということかもしれませんね。


 その元東横学園だったところにやや大きな通りがあるんですが、その通り沿いに学校の塀際にずっとキレイな草花が咲いているんです。で、今はもう時期が時期なんでキレイな花々にはお目にかかれませんが、面白いことに気づいたんです。


 それというのは、まぁ、草花を植え込みにいっぱい咲かせる、というのはしばしば目にするものですが、ここのはさすが学校?キチンと資料が添えられているのがほかとちょっと様子が違うんですね。見ていただけば一目瞭然。花の咲いている箇所にその花の説明がなされた写真入りの解説プレートみたいなものが設置されているんです。いやはや、これにはちょっとびっくり、というか、嬉しい驚きでした。


 こういう細かいところに気が行くような気配り的な行為は、なかなか面倒なのか、あんまり見かけませんが少なくとも公共の施設、公園や遊歩道などでは是非今後積極的に取り組んでいただきたいものです。花が木が綺麗だとか見事だとか思っても、それが一体どういうものか?分からないままだと好奇心も満足いきません。


 なので、今後の街作りとか都市計画では、そういう細かなところまで行き届いたサービスを徹底して住む人、訪れる人たちに優しい居心地のいい環境整備を行ってもらいたいと思いますね。単に大きなビルやショッピングモール、輸送機関、公共施設などだけあればいい、というのでは淋しいですから。


 これは花や草木だけの問題ではなく、環境をトータルに考えていく、という住環境全体の問題ですね。騒音に近い音を出すクルマとか店舗、違法駐車などは当然ですが、歩いていて気づくさまざまなこと、人の通り、そこの周辺環境、何が必要で何が不要なのか、など細かいところを歩く人の目線でまず考えて街作りをしないと、住み良い街とはいかないでしょう。自分は喫煙愛好家ですが、人通りの多いところでの歩行禁煙は当たり前です。でも、喫煙スペースの確保も同時に複数箇所に必要ですし、お店も基本「禁煙」ではなく、お子さんのいないような店舗では基本「分煙」であるべきだと思います。


 いろいろ書きましたが、お花の話から街作りにまで発展してしまいました。でも、コレって無関係じゃないですよね。ひとの暮らしはあらゆるそこの環境と密接に結びついているんです。みんなで考えることでしょう。今日はちょっとそんなこと考えました。