またまた先週のラジオ「Kenrocks Nite ver2」の自分のパートの選曲リスト、並びに書きとめておいたメモを付けた進行表を、ここに添付致します。
 ラジオを聴いても、あっという間で、曲目やバンド名などメモる時間がない、とか、よく聴こえなかった、などあるかと思います。そこで、これを参考にしていただければ。
 みなさんの音楽生活のいくらかの手助けになれば幸いです。今後とも、Kenrocks Nite ver2をよろしくです。
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Kenrocks NIte ver2 <New & Unfogettable Songs>  11/9 OA  2013

T-1~17"
M-1 Elsewherelse / Butterfly Child     7" EDDA25
90年代から活動しているジョー・キャシディというアイルランド男子のプロジェクト。前作から15年の時間を経て2012年末に突然のリリース。英国的耽美趣味健在!
T-2~1"
M-2 Blasted / Quasi  『Mole City』   HSE-10138
USインディーズでならしてきた、元夫婦のユニットの結成20周年目の新作。24曲入りでも手法はそれぞれ。
T-3~14"
M-3 Honey / Mindy Gledhill 『Pocketful Of Poetry』 VSCD-9455
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カリフォルニア生まれでユタ住まいのSSWの5枚目新作。Pやミキサーなどの音作りチームのメンツが今時の売れっ子とか、バックを固めるミュージシャンが豪華とかいろいろ話題は多いが、全ては彼女の才能と魅力のなせる業。

<トーク1> 曲受けて解説して、お知らせ(大貫は17日の日曜ルームで夕方5時からGRC。Blue Beat Playersゲスト)&メールなどありで曲へ

T-4~1'22"
M-4 Key / Hole / Lee Ranaldo And The Dust  『Last Night On Earth 』 BGJ-19187
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ソニック・ユースのギタリストとして83年から現在までに通算16枚の公式スタジオ・アルバムを発表。ソロとしては多数のセッション/実験作を発表。12年にキャリア初となるヴォーカル・アルバム『ビトウィーン・ザ・タイムズ・アンド・ザ・タイズ』を発表し、今年バンド名義で本作を。解説が彼自身で楽しく読める。さすが!の1枚。

<トーク2> 今日は特集とかいうんじゃなく、大貫がチョイスした「忘れがたいアーティスト/曲」というものをいくつかお送りします。ま、きっかけというか、ルー・リードの突然の訃報があって、彼のこと、そんなにファンでもなかったのに、彼やその元のヴェルヴェッツとかが気になり出し、オマケでいい曲いっぱいあるよな、的感傷から呼び覚まされた曲たち。
改めて音楽というか、自分の中に息づいているロックな鼓動みたいなモノを取り出すことに。。。I Hope You Like It!

T-5~17"
M-5 Sweet Jane / The Velvet Underground     『Loaded』   Cotillion SD 9034
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70年の『Loaded』収録。ルーの曲でメンバーは彼の他に、ダグ・ユール(kyd,Bs),スターリング・モリソン(G)、モーリン・タッカー(Ds)
T-6~15"
M-6 Brown Eyed Girl / Van Morrison  『Blowin Your Mind』 AIRAC-1701 T-7~15"
アイルランドの至宝とまで言われる孤高の歌手、ある意味Living Legendのヴァン・モリソンの67年のソロ・デビュー作から。多くのカバーもあり、未だに歌い継がれている名曲のひとつ。参加メンバーが大勢なのは、レコーデイング場所が数カ所に分かれていたため。

M-7 Maggie May / Rod Stewart  『Every Picture Tells A Story』   Mercury ‎ SRM-1-609
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71年のソロ『エヴリ・ピクチャー・テルズ・ア・ストーリー』収録。シングルでは当初「ReasonTo Believe」のB面。それがNo1に。
アルバム『エヴリ・ピクチャー・テルズ・ア・ストーリー』も、イギリスとアメリカ両国でチャート1位に輝き、ビートルズとサイモン&ガーファンクルに並ぶ快挙。何よりこの歌の歌心というか、歌詞とか演奏とか全体の風合いが好き。

<トーク3>2'00" 曲うけて解説し、曲へ
T-8~11"
M-8 Something In The Air / Thunderclap Newman  『Hollywood Dream』    Track Record ‎– 2406 003
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69年のデビューアルバム『ハリウッド・ドリーム』収録のシングル曲でザ・フーのピートに見いだされたトリオ・バンド唯一の全英No1。作曲者でリーダー格のスピーディー・キーンは元々ザ・フーと知己の関係。当時16歳のギタリストとして一部で話題になったジミー・マッカローは後にポールのウイングスに参加。惜しい一発屋でした。

写真は Lee Ranaldo And The Dust、 Mindy Gledhill、The Velvet Underground 、Rod Stewart,
Thunderclap Newmanのアルバム・ジャケ。

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 この後、Katchin'の『RUMBLE』に続く。ちなみに、この回が、いつものノーザンではなく、彼も偶然に故ルー・リードへの弔意を表してか「Velvet Underground特集」でした。それも、全部ルーの作った静かなナンバーばかり。いわゆる「saidsシリーズ」やSunday Morningなど、昔からVUが好き、というだけある選曲でした。