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いまなお現役、イギリスを代表するハード・ドライビン・ロックンロール・バンド、NAZARETH






 夕方からお天気が急変して、買い物途中にいきなり大粒の雨が降って来た、と思ったら、あっと言う間に暴風雨状態。おまけにあちこちで雷がピカッとしてド~~ン!!


 うちの近所の東横線の玉川駅付近にも落ちたらしくニュースでもやってました。落雷により停電とかもあり、電車の運行にも大きな影響が出るようなことを。


 そんな時に、誠に不謹慎だとは思うんですが、誰かがTwitterで「カスケーズ」の優しいポップス「悲しき雨音」を聴きたい気分、というのをツイートしたら、その友人が「そんななまやさしいモンじゃない」と叱ってたので、自分もそれに「激同意」なんてツイートしたんですね。あ、でも、これ、知人同士のいわば「世間話」みたいなものなので、ディスったりしてたわけじゃありませんので、誤解のないよう。


 で、思ったんですが、いきなりの荒天で困っている(自分もそのひとりで、いつものカフェD&Departmentでお茶しながら作業してます。チャリで来たのでビショビショになり、帰るタイミングもビミョーです)人には、申し訳ない気持ちもありますが、カスケーズじゃなくこういう時にはこの曲だろ!っていうのを紹介します。あくまでロック・ファンのひとりとしての意見です。


 バンドはイギリスの70年代に生まれ、今もなおメンバーこそオリジナルとはいかないものの、ボ-カルやギターなどは昔のままで継続してます。その名はNAZARETH。ハードロックです。でも、自分ではメタルとかじゃなく、例えばハノイロックスやエアロスミスみたいなハード・ドライビン.ロックンロールだと思っています。小さなコダワリですネ。


 その彼らの1973年のデビュー・アルバム『RAZMANAZ』のタイトル曲、オープニング・ナンバーがまさにLightnin' Strikesという感じにピッタリで、それを聴いていただこう、と思った次第です。詳しいことは省きますが、この作品は彼らの3枚目で、イメージチャンジをはかった最初のもの。プロデューサーにはDeep Purpleのベースのロジャー・グローバーがあたり、見事に目論みは大成功となりました。ハノイのボーカル、マイケル・モンローも彼らの大ファンで、ソロでは彼らの曲をカバーもして、アルバムタイトルも拝借してます。『Not Fakin' It』ですね。


 では、雷鳴轟くような歌と演奏に注目して下さい。