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ピンクの細い毛糸がたくさん集合したようなあざみの花。棘のある外見とは裏腹に花はキレイです。

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いつもお世話になってます!D&Departmet Dinerの旗の付いたオムライス。美味しいっす!




 今日はいい天気になり、気分もいい、です。


 いろんな嫌なことも日々多いですけど、それは誰だって同じ。生きてればいいことも悪いことも
ブチ当たるのが当たり前ですよね。こんなに世界中に人間がうじゃうじゃいるんだし(笑)。意見が合わない、気持ちが共有出来ない、ついモメちゃう、なんてこと普通なんですね。個人的なことでもそうなんだから、これがより大きな組織や国家とかの間で、となると最終的に「戦争」なんていうところまで行き着いちゃうのかもしれません。


 戦争もその道具の武器や口実を作るのが専門の人もいて、それが映画やドラマとなになり、ぼくらはそういうのを見て、いつの間にかこういうのに慣れて、トルコでデモに警備隊が攻撃しケガ人、とかイランで選挙があり穏健派が勝利、とか世界中のニュースが瞬時に分かるようになってはいても、そういう事実は認識出来ても、実感はほとんどないので、ただの「情報」が身体をすり抜けるだけ、という感じ。


 AKB総選挙も、イラクの選挙も、さらに言うと今しきりに行われている、都議会選の運動とかも、同じように「現実感」が確固として持てずに、「センキョ」ということで並列化した意識下に潜り込んでしまうような感じです。


 実際問題、自分にとって、AKBもイラクも所詮他人事で、都議選も似たようなもの、という事実。何しろ立候補してる人に会ったことなんかないんですから。これは国政選挙でも同じようなもの。だから、選挙に行く気が起らない、ということに。


 でも、ちゃんと、ちょこっと頭を回転させれば、AKBやイラクはともかく、日本国内の選挙は別ものだと分かるはずですよね。何故かって?そりゃあ、あなた、自分が暮らしているところの、生活に関わる重大な規則とかが、この選挙次第で、自分の生活に有利不利のどちらかに別れることがあるんですから。でも、誰に投票したらいいか分かんない、という人も多分多いですよね。そこは自分も悩ましいところです。だから、選挙公報など紙資料やネット資料など参考にしながら、自分の考え方に似た人や政党に入れる、あるいは、コイツだけはいや、この党はイヤだ、という消去法で選ぶとか。ある種のゲーム感覚ですね。


 結局、思うのは、選挙行かないと、政府や自治体が決めたこと(法律や政令、条例など)を後から「それっておかしくない?」と文句を言っても「負け犬の遠吠え」くらいにしかならない、ってことです。選挙権のない人はやむを得ないですが、ある人はない人(例えば子どもとか)の分まで考えて行動するのが、人間として普通で正しい行いなんじゃないか、っていうこと。自分のことは自分で決めたいですが、法律は自分じゃ決められないですから、そこがキモというか、重要なんです。


 つーことで、オムライスもあざみも、ぼくは両方とも好き。でも、オムライスひとつにも、あざみの花にも、法律が無縁ということはあり得ないんです。仮に、卵とかお米とか調味料とかのどれかしらに規制とかが関係してくること、あざみの花、線路沿いの雑草のこういう花々にも、環境整備とかの名目で廃棄、なんてことが起ったとしたら。絶対にない、とは言えないですよね。知らないうちにいろいろなことが密かに(というか、無関心でいるうちに)決められちゃったりしたら、アフターカーニバルなんてダジャレってる場合じゃなくなりますから。


 しかし、都議選の掲示板というか候補者の顔写真ポスターの貼られたの見ると、今回もまた女性候補がいっぱいですね。顔で選ぶなんてことのないよう。包装紙に騙されちゃイケマセン。あ、そうそう、関係ないイラクの選挙でしたが、投票率が70%以上というのは、日本も学ぶべきところ多し、ですよね。

 今回は珍しく社会派なことを書いた大貫でした。