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色合いが実にヴィヴィッドで艶やかな紅い花アマリリス。

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地面に近いところに可憐に白い小さな花をつけるユキノシタ

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これが紫陽花の原種に近い?らしいガクアジサイ。

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バラは虫が付くから嫌い、というわりにこれだけは毎年大事に守って来ている平たい形状のバラ。 





 ウチにも曲がりなりにも一応「庭」と呼べるかどうかは微妙ですが、それみたいな猫の額ほどの土の空間があります。横に細長く、そうですね~、濡れ縁みたいな木の板が窓の前に幅1メートル半くらいであり、その下は地下の事務所もドライエリアなんです。ウチを改築した20年前は、地下に部屋を作る時には必ず、換気とかいろいろな法律の規制があり、ドライエリアは必須のものでした。でも、最近の家を見ると、必ずしも縦横2X4メートルくらいの地下室の真横に深さがその部屋と同じだけある、容積が大きい、もうひとつの部屋みたいなスペースは作らなくてもいいみたいですね。


 何にせよ、その上の地表、土の部分はおかげでかなり狭くなり、地下室を作る前の半分以下の広さというか狭さになってしまいました。オフクロがまめに庭仕事していた昔とは大違いで、現在のようになってからは、草むしりや植木の手入なども拍子抜けするくらい簡単になり、オフクロにはいささか物足りないようです。でも、トシもトシなんで、今ではその方がよかった、とも思えます。


 で、狭い中にも楽しい我が家、ならぬ我が庭ですが、名前はよく分かりませんが、よく見るような草木が植わっていたり、鉢物もいくつもあり、2階のベランダにまで大小さまざまな鉢植えの植物が10数個あります。お花好きなんですねぇ。世間一般高齢者というのは。特に70才以上のお年寄りは総じて「園芸」好きですよね。ペットか園芸か、という感じです。


 今日ここに紹介したのは、4種類、真赤なのはアマリリス。去年も披露したかと思いますが、去年よりか多少花がこぶりな印象です、でも色合いの鮮やかさは変わりませんね。2~3株あって、多少時差式に次々と花を咲かせてくれます。
 地面に近い、背丈の低い草花は、花のひとつひとつが小さくぶらさがったような感じで、風にユラユラ揺れる姿が可憐です。この白い花はなんとユキノシタだそうです。冬はまさに雪の下でジッと枯れたように葉っぱだけ地面にペタリと張り付いた感じで春を待つ草なんですけど、こんなキレイで可愛い花が咲くとは!
 見事なブルーが吸い込まれそうな色つやというか、一種妖しささえ感じる花びらがラウンド上に付くのは紫陽花の一種ガクアジサイ。本来の紫陽花に近い品種はコレだそうですね。そして、背丈のわりと高い、鉢植えの薄いピンクの花びらが丸みのある平たいのはバラです。これも去年紹介してますよね。寒さが厳しいときや風雨が激しいときにはウチの中、部屋にお泊まりいただいてます(笑)。それだけウチのオフクロは花や植物が好きみたいです。ほかにも今青い実をつけてるカリンや沈丁花、食用になるミョウガ、おもと、などなど四季のとりどりの緑が狭い空間にひしめいているんです。

 まぁ、オフクロが元気な証拠なので、いろいろ何かと口うるさいおばあちゃんですが、それも含め長生きして綺麗な花々をぼくら家族に見せてほしいものです。