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 先週の土曜日にお知らせした、六本木というか、西麻布というか、かなりビミョーな位置関係にある店、SONORAでロックなイベント?でDJをやってきました。


 深夜の上、雨混じりのお天気で、付近は深閑として人の姿さえ見えませんでした。こりゃあ、中も外気同様かなりサムイぞ、と観念していくと、あらまあ、中はかなり盛り上がってます。でも、99%が30前くらいの男子。男専門か?と思うくらいの男子率の高さ。まぁ、今に始まったことじゃないけどね。


 でも、ノリはかなりよくて自分の、普段滅多にやらないようなスタイルのDJにも反応は予想外によく、自分でもちょっとビックリでした。普段やらないやり方、というのは、ほぼ時代順に代表的な曲をかける、というもの。例えば、最初はヤードバーズのベックの時代のアルバム(てゆーか、66年の本格的にスタジオで録音された初めてのアルバム、タイトルはそのままYARDBIRDS)から、インストでベックが持てるギター・テクニックの全てを披露するべく作られた感のある「ジェフズ・ブギー」。そんで、そこから当然60年代のビートバンドを網羅してテンポなんかも同じようなのを選び、キンクスのチャック・ベリーのカバー曲「ビューティフル・デライラ」やアニマルズの「Gonna Send You Back To Walker」やゼムのここ一番の「ベイビー・プリーズ・ドント・ゴー」とか。そこからアメリカのデトロイト・サウンド?の立役者、ミッチ・ライダー&ザ・デトロイト・ホイールズのヒット「悪魔とモーリー」なんか。そこから少しチェンジン・ムーズでディランの「サブタレニアン・ホームシック・ブルース」をはさみ、ニューオリンズ・テイスト溢れるジョニー・リバースのアルバム「LA.Reggae」のオープニング曲「ロッキン・ニューモニア・ブギウギ・フルー」で腰を浮かし、その感じでセイクリッドなゴスペルムード漂うおなじみデラニー&ボニーのアンプラグドの先がけたるアルバム「モーテル・ショット」から「永遠の絆」。そして、最後には再びヤードバーズの晩年のライブから、お決まりの「トレイン・ケプト・ア・ローリン」からLED ZEPPELINの言うまでもないR&Rなズバリの「ロックンロール」で大団円。

 自分なりに、簡単に「History Of Rock'n'Roll」な気分でやったつもりです。こういう趣向はベタでは滅多にやらないけど、基本的には、こういう幹のような音楽に枝葉をいかに付けるか、というDJスタイルなんで、その意味ではいつも基本といや基本に忠実にプレイしてるんですかね。

 参考までに「名曲」か「迷曲」か?エレキギターの当時のテクのあらゆるモノが聴ける演奏です。