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コレが食料になる感じの開花前の状態。売ってるのは、もっと大きい感じですかね。この緑のガクの部分を食べます。

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ツボミが徐々に開花しようとしている状態のもの。

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これが見事に咲いたアーティチョークの花。こんなにキレイに咲くのはあんまりない、とのこと。

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これは咲こうとして途中でヘタった残念な花になれなかった残骸です。

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こういう農地の端に植えられていました。背丈は150センチくらいにまでなります。




 うちの近所の農家の柵のそばにいきなり出現した、背の高い、謎の植物。まさか、遊星からの物体Xか?とSFチックに面白がってみましたが、当然そんなワケなくて、その正体がさっきキチンと判明しました。


 花の様子を確認しに行ったら、畑に人がいて、聞いてみたんです。そしたら、案の定、「あ~、それはアーティチョークですね。台風で倒れてダメになったんでそのままにしておいたんですよ。」とのこと。でも、鮮やかな紫色のキレイな花が?「ええ、そんなにキレイに咲くのは珍しいんですよ。」と。でも、アーティチョークって、あの海外で食用にされてるあのアーティチョークですか?「ええ、そうです。でも、こんなになってはもう出荷出来ないんで放置してあるんですよ。」なるほどネ。


 観賞用の品種もあるみたいですが、コレは食用のものだそうです。みなさんは、食べたことありますか?ぼくは何度かあります。海外、特にヨーロッパ方面では普通に八百屋?で売ってるみたいですね。ツボミのうちに収穫して、そのガクというか、ヘタというか、鎧の帷子みたいな部分を主にゆでたりして中の柔らかい部分を歯でこそぎ取るように食べたりしました。味は特に美味、という記憶はないですね~。ただ、枝豆みたいな感覚で、食べ始めるとクセになりちょっと止まらなくなるかも。


 しかし、普通に茄子やキュウリ、人参、ネギ、芋、とうもろこしなんかを栽培している中に、アーティチョークとは。農家の人たちも何を作るか案外苦労しているんでしょうかね。農地と言っても所詮都会の中です。大規模には出来ません。いわゆる「生産緑地」ですから、なんか植えて育てないと、って感覚が普通ですものね。農家の方には悪いけど、これも土地の有効活用と同時に税金対策ですから。遊ばせておくと、課税額が大きいですからね。「生産緑地」だと断然違って来ますもんね。


 まぁ、とはいえ、そういう緑地環境があるおかげで、ウチの周りは世田谷区なのに、いろんな四季折々の植物に囲まれているんですから、問題はまったくありません。むしろ、大歓迎です。時折の堆肥や肥料の臭さを我慢すれば(笑)。


 けど、引っぱりますが、アレが仮に宇宙からの侵入者だとしたら?吸血植物とかだとしたら?日本製チュパカブラとかだとしたら?な~んて考えるだけで、60年代のアメリカのSF映画みたいで愉快です。