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ここがあの「須永辰緒」サンが「夜ジャズ」などを始めた伝説の店「Organ-Bar」のあるくれたけビル入り口。キタネ~~~!!



 昨日はかなりたくさんのみなさんに渋谷のOrgan-Barまで来ていただき、本当に感謝します。やっぱり、自分も人の子、観衆が多ければそれだけ気合いもやりがいも大きくなりますからね。立ち見もギッシリで、居心地あんまり良くなかったみなさんには、この場を借りてお詫びします。何しろ狭いフロアーです。でも、その狭いフロアーが先月とか、普通に広く感じられましたから(汗)。


 今回のお話のテーマは基本的に、80's UK New Waveでした。中でも、今まで取り上げてなかったバンド、映像を増やして、傾向としてはPOPよりもROCK寄りな感覚のバンドや音楽がメインでした。ちなみに、紹介した映像は以下の通り。

M-1 Geno / Dexy's Midnight Runners '80

M-2 WORK~Prince Od Darkness / Bow Wow Wow '81

M-3 John Wayne Is Big Leggy / Haysi Fatayzee '82

M-4 The Lunatics Have Taken Over The Asylum / Fun Boy Three '81

M-4 Hiroshima Mon Amour / Ultravox '77

M-5 Do You Believe in The West World / Theatre Of Hate '82

M-6 Eighties / Killing Joke '84

M-7 68 Guns / The Alarm '83

M-8 Lovecats / The Cure '84

M-9 Beauty OFf Poison / Specimen

M-10 Telegram Sam / Bauhaus '82

M-11 New Church / The Lords Of The New Church '84

M-12 She Sell A Sanctuary / The Cult '87

M-13 To Hell With Poverty / Gang Of Four '81

M-14 Baby , I Don't Care / Transvision Vamp '89

このほかにも頭と終わりに貴重なGS映像や8月12日の新宿ロフトでの恒例行事「SUMMER JAMBOREE 2012」に出演してくれる予定の「日本で一番RAMONESなバンド」早朝ピストンズ フィーチャリング Katchin'( Vo) なんてーのもわずかでしたがご覧に入れました。かなりな本気度が画面から汗と酒とともに、滲み出ていて、カンドー!つーか、ウケた!!東京に帰って来た時、声がガラガラだった理由がよ~く分かりましたよww


 
 しかし、多分思うに一番ウケたのはGSの部分のホンの数秒間の映像、題して「赤松愛、失神弁明の巻」ではなかったかな?GS世代のみなさんはよーくご存知かと思いますが、GS全盛期の68年頃、OXという関西出身のバンドがかなりな人気者になり、中でもキーボードの、ちょっとガーリーな雰囲気の赤松愛という人が、演奏中に度々失神して倒れる、ということが話題になり、それで、マスコミがそれを大きくとりあげ、あげくにそれを体験したくてお客が急増し、OXのライブの時のジャズ喫茶は大盛況!!


 言うまでもなく、これは「戦略」で、集客のため、ひいてはレコード・セールス倍増のための一種のネタだった、ということは今ではみんなが知っていること。つまり、きっかけは本当に酸欠とかで意識がもうろうとなったのかもですが、それが噂になり噂が噂を呼んで、マスコミ総出の大騒ぎに。そんな中、コトの真偽をレポーターが本人に直撃取材。そこで彼が語った「真実」とは?!


 まぁ、芸能界にはよくある話と言ってしまえばそれまでですが、昔はこんなにも分かりやすかったのか!!と驚き、ウケたわけです。最近は仕掛けだらけで何がホントで何がネタなのかまるで境目が分かりません。ある意味ぜんぶウソ、なのかも。。AKBの彼女たちには何の恨みもないですが、周囲の仕掛人たちオトナのやることには、いささか、度を超した悪意すら感じます。まるで「笑えません」。それに較べりゃカワイイ失神騒動デス。


 来月はまだ企画未定ですが、いろいろこういう世間話も含めてお話したいので是非多くのみなさんに、またきていただきたいです。来月は7月25日の水曜日になります。



 では、クダンの映像を最後に!

赤松愛 失神弁明舌足らずトーク