昨日はふたつの仕事かけもちで夜は大忙しでした。
最初はお馴染みの、自分がロックについてDVD、ビデオなど映像やレコード、CDなどの音源でいろいろとトークをする昔のビデオコンサートみたいなイベントCROSSROADS。渋谷オルガンバーで午後９時半過ぎから11時半くらいまで。
それが終わってからすぐに青山のクラブLE BARONでDJ BADBOYこと、内田裕也さんのパーティーにてDJ。
とはいえ、これがなかなか筋書き通りには進行しないんで、スタッフ、サポーター役の高木完ちゃんやジョニオこと高橋盾くんやヒップホップの人気者、ZEEBRAくんらは相当大変そう。裕也さん、リハーサルに予定を大幅に延長して、10時スタートなのに10時半までリハをやっていたというんですから！
そんなてんやわんやがありながらも、始まればもう楽しむだけ。みんなお客さんたちを巻き込み普段のバロンとは大違いの大音量で頑張っていました。
裕也さんは１時間押しの深夜に登場でした。リハのやり過ぎでお疲れ気味との話でしたが、やっぱりプロは違います。真っ赤なコートにオレンジのジャージ上下にスニーカー、というスタイリッシュなスッキリしたいで立ちで、大喝采の中、そっくりさんとともにステージへ。
そこからは完ちゃんの流す音楽をバックに、まさにザ・内田裕也ショーというかDJ BADBOYになりきり、50年以上のキャリアに裏打ちされた素晴らしいパフォーマンスを、今年も元気いっぱいにプレイしていた姿は、まさにキング・オブ・ロックンロールと呼ぶに相応しいものでした。
後で楽屋にお邪魔してお話させていただきましたが、シャンパン片手にいろいろと話題を持ち出しみんなと熱心に話す裕也さん、まだまだかくしゃくたるものでした。ぼくはかれこれ40数年のお付き合いになりますが、気配りを忘れない繊細な人という印象は今も変わりませんね。
大先輩として、まだまだ我々を導いていっていただきたい、そう改めて痛感した昨日のミッドナイトでした。
写真は裕也さんakaDJ BADBOY。たくさんの観衆とアツいやり取り。真っ暗なのは完とジョニオと自分。裕也さんの音楽係の完ちゃんプレイ中。DJ中のZEEBRA兄さん。みなさん、お疲れさま！また来年ね！？