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『The Book Of Taliesyn 』 DEEP PURPLE 1968 2nd



 前回のブログにも書きましたが、今回の「お盆休み」の箱根旅行は自分にとって、実にハードな道程のものになりました。昼夜逆転生活をしている人がすることではない、とつくづく思い知らされました。ナメたらアカン!つーこっちゃで。


 で、そんな時のBGMは何がいいのか?なんて考えてみたら、そのままズバリなタイトルの曲を思い出したんです。「Hardroad」。これは正式なタイトルではないと言われていますが、そうではなくて、アメリカでの発売のレコードには正式にこれが採用されていたということです。まぁ、一般には「Wring That Kneck」というのが普通です。


 関係ないけど、ジョン・メイオールのブルースブレイカーズのピーター・グリーンがギタリストの時期の作品もタイトルは『HARD ROAD』ですね。でも、ぼくが一番に頭に浮かんだのはパープルのこの曲でした。シンフォニックないかにも初期のパープルならでは、という構成も演奏も素晴らしいインスト・ナンバーです。メンバーもジョン・ロードがオルガン、リッチーがギター、イアン・ペイスがドラムス、さらにはボーカルがロッド・エヴァンスでベースはニック・シンパーという布陣。アメリカのインディーズみたいな小さなレコード会社、テトラグラマトンと契約していた彼らはここから3枚のアルバムを出してそこそこ人気者になっていました。クーラ・シェイカーもカバーしたことで有名な「Hush」はこの時期の彼らの出世作です。


 それでは、聴いてください、というか、ご覧下さい。1970年のパリでのライブ映像です。