当時の国内盤のジャケ。自分もこれを買いました。たまたまこれを使ってたら、隣でモッドに詳しい稲葉から「ソレ、貴重品ですからこういうところでは使わない方がいいですよ」とたしなめるようなアドバイスをされました。レア盤なんですって。ここにThe Oxも収録されています。
今日でもう6月ともお別れ。明日からは7月です。当たり前ですね。
で、うっかり自分の病気のことばかり気にしていたら、ジョン・エントウィッスルの命日を逃してしましました。ま、親戚でもなんでもないんで、逃したからといって特にどうこうあるわけじゃないんですが。
しかし、ロック・ファンのはしくれとして、この偉大なるイギリスのロック・バンドThe Whoのベーシストの命日を軽く看過することはいかがなものか、と。
確かに彼はバンドの中でもひときわ地味で目立たない存在だったかもしれません。ストーンズのベースのビル・ワイマンと同様に。しかし、彼の存在がなかったらバンドもなかったわけで、地味だから無視してイイという理屈にはなりませんよね。シブい脇役、バイプレイヤー、というのはそれだけでカッコいいもんです。
ということで、2002年6月27日、コカイン摂取による心臓発で死去。享年57歳。というある意味「立派」なロックスターの死に様を見せつけた名脇役のジョンに、遅ればせながら、R.I.P.
映像は、その彼が作曲したナンバーでピアノとドラムが大活躍するインストの「The Ox」。この曲の出元は多分サファリーズとかの「Wipe Out」ですね。でも、ああいうサーフ/エレキな曲をこういうアレンジにしちゃうのが英国ロッカーらしいところですね。
The Ox / The Who ( John Entwistle )