今日は本当に昨日に続いて久しぶりに気持ちのいい日でした。お天気もいいし、チャリ散歩も実に軽快なものでした。梅雨入りしたのが嘘のような陽気には思わずみんなニッコニコ。カラ梅雨は心配だけど、まぁ、やっぱりお天気はいいにこしたことことはありません。


 昨日の夜は六本木のソノラで若手のDJ諸君と一緒にイベント「Stop.Look & Listen!」。Twee Grrrls Clubのメンバーに、その友達の男の子やロンナイとかGRCでも手伝ってもらっているSHOUGENとか、自分だけひとり飛び抜けてアッパーエイジでした(笑)。そのイベントも心配したほどスカスカでもなく、ちょうどいい感じなお客さんで、中には15年くらい前から自分のDjのファンだという人までいたりして(男子のDJにも同じようなこと言われましたが)、還暦DJもまだまだイケルな、と改めてガンバローーと気合い入りました。


 こういう気持ちのいい日に聴いていたいのは、やっぱり、それらしい爽やかで清々しい感じの曲ですね。メタルもパンクも要らないです、ぼくには。前にも紹介したことありますが、60年代後半のカリフォルニアで、地道に音楽活動していた「職人気質」な人たち。そうした人により生まれたのが、この「射手座」を意味するネーミングのバンドSagittariusです。核になる人物はカート・ベッチャーというソングライターでアレンジャーですが、よく言われるように彼の作品は、ビーチボーイズのリーダー、ブライアン・ウイルソンにも比肩するというくらいの才能でしたが、いくら才能があっても、それを理解する人脈やタイミングというものが外れると時代の波に飲まれてしまうんですね。運も才能のうち、って言うけど、まさにソレです。

 
 というわけで、今日の1曲は、スタジオの中だけのバンド、Sagittariusのアルバムからメロディーとボーカル、コーラスなどアレンジが絶妙なナンバー「Another Time」。朝もやのかかった涼しげな初夏の緑の中にいるような感じ、のサウンドです。では、どうぞ。

Sagittarius - Another Time lyrics

Another time
You'll see my face when you're not looking
And run to me to blindly ask, What's on my mind?
Another time
You'll find me in a day and ask if you can stay and play along
Well another time has come and already gone
Another time
You're heart will sing the music that I'm hearing
And find a way to answer all the questions in my eyes
Another time
You'll lift your head and see a sky that beckons you to try your wings at last
But another time has come another time has passed
Another time
The words I'm saying now will lose there meaning
because by then we've shared a love but now I'm only dreaming
Another time
You'll be the moth who's found the light I've known
She's also found her death
But you'll understand another time
So I guess I'll save my breath
Another time


Another Time / Sagittarius