イライザ・ドゥーリトル デビュー・アルバム EMI MUSIC JAPAN TOCP-66988
こちらはキレイなお嬢さんというイメージかな
今日は日曜日。でも、気分はそんなに晴れやかとはいかないですね.
日本の歴史の中でも、神戸の大震災のような悪夢が再び今度は北の大地、東北地方を襲うなんて、テレビをずっと眺めていても、実感が湧かない気がするのはぼくだけでしょうか？もちろん、これは事実であり、現実に大災害で、現在もこれから先も、この事件に苦しめられる人たちがたくさんいるんでしょうね。
でも、天災というものは、いつでもある時突然やってきて、そこにいる人々を不幸のどん底にたたき落とすんですよね。日本でも海外でもそんなことはお構いなしに。悲惨な光景や恐ろしい事実がテレビやネットを通して目前に繰り広げられているんですけど、何故か、リアルな感覚になれないんです。あの911の時もそうだったし、湾岸戦争の時もそう。
それって、精神科医でもなんでもないぼくには理由を解析することは出来ませんが、ただ、フと思うのは、人間はあまりに恐ろしいことや異常なことに遭うと、本能的にそれを現実として認識させまいとする心の壁のようなモノが自然に作られるのかもしれません。
本当に、こんな悲惨の光景は見たくない、というのがぼくの本音です。でも、事実として受け入れて、それにどう立ち向かうのか、まずはそこのスタートが肝心でしょう。祈ることもそうかもしれないし、義援金などを送ることもそうかもしれません。個人個人で出来ることから始めればいいんですよね。
そんな時にノンキに音楽なんか聴いていていいのか？なんて意見もあるかもしれませんが、ぼくは、そういう時だからこそ、音楽の力が必要なんだと思います。ボブ・マーリィーの歌を紹介したのも、そういう意味合いですし、今日ここに紹介する可愛い女の子、イギリスの新人２２才の弾ける若さとかわいらしさがまぶしいようなイライザ・ドゥーリトル。すでに、一部では人気ですからご存知の方も多いかと思います。ぼくも彼女のファンのひとりで、CDデビューする前から知っていて、気になっていました。
明るい気持ちになれるような歌を彼女もたくさん歌っています。今日はライブの映像です。曲のフックに、ドゥーワップ・グループのフリートウッズのヒット曲「Come Softly To Me」のメロディーがうまくサンプリングされ、どこか懐かしい感覚を覚えるサイコーのポップスです。
Missing / Eliza Doolittle