こないだ、地元のわりと有名で、広さもたっぷりある珈琲専門店で、チェーン店でもあるアンセーニョに久しぶりに入ってみました。
普段からかなり混んでる店なんですが、この日は意外なくらい人が少なく、ぼくは中でも窓側の小部屋スペースに行ったんですが、最初いた人も途中からいなくなり、まさに貸し切り状態。おおいに寛げました。
店はアンセーニョという、元々は広尾の方にオープンしたらしいですが、それがいくつかに枝分かれして、今やちょっとしたチェーン店みたいになってるみたいです。
ツイッターでも写メで紹介したら、ぼくの古い知り合いからすぐに反応があり、その店についていろいろ教えてくれました。今書いたことはほとんど彼からの受け売りです。
なんでも、オーナーが熱烈なJAMES BROWNのファンとかで、以前対談というか、取材してブログにアップしたということでした。見たら、確かに中身の異様に濃厚な話しばかりで、ビックリしました。
しかし、お店の方はご覧の通り、いかにもといった昔ながらの談話室系喫茶店の造りで、みるからに重厚です。サーブされる珈琲も、コーヒーというより珈琲と称するのが相応しい感じで、豆の種類で飲ませるタイプの、本格派の店です。
コーヒー好きなぼくですが、そこまで詳しくはないので、とりあえずブラジルをオーダーしました。ブラジルはわりとクセがなくてオススメですが、逆に言えば、せっかく専門店に来たんだから、もっとクセの強いのをオーダーすればいい、という考え方もありますよね。
酸味、苦味、香りなどの微妙な違いがすぐに分かるようになるには相当の努力が必要でしょうし、そこまでなりたい気持ちはありませんから、とにかく、雰囲気のいい店で、あれこれオーダーして、なーるほど、とひとり悦にいっていればそれで満足なんです。
コーヒーカップも小ぶりで高級そうです。銘柄によりカップも違うんですよね。スタバやドトールとかの大衆チェーン店とは、まったく正反対の、こだわりの珈琲専門店。煙草もだいたい大丈夫なので、ゆっくり一服したい時には足を運びます。
言うまでもなく、ラテやカプチーノはありませんから(笑)。