今日、たまたま近くの自転車の修理屋さんに行って、パンクしたみたいだからみて下さいと伝えて、深沢の郵便局に用事があったので駒八通りを歩いていたら、普段は滅多に入らない路地を何気なく見たら、なんかお店みたいのがあったので、郵便局の帰りに見に行ったんですよね。
そうしたら、何と、小さなカフェみたいな、手作りムードいっぱいのかわいい店で、思わずドアを開け、「ここはタバコ吸えますかね？」って、若いお兄さんに聞いたら、今はお客さんいないんで大丈夫ですとのこと。早速入ってエスプレッソのダブルを注文。
その若いお兄さんが実は店長というか、オーナーシェフでしばしお話させてもらいました。店はまだ数ヶ月前に開けたばかりとかで、元々は六本木や恵比寿、広尾、神谷町あたりを回るバンでのお弁当屋さんをやっていたそうです。
かなり人気の弁当屋だったらしいですが、それが災いしたのか、行列が出来て賑わうようになると、警察がやってきて路上販売許可とかいろいろと面倒なことになり、だったらやめて作業場だったところを改修して、今のお店にしたという話でした。
弁当屋時代はもっぱら中華で、ラーメンやマーボ丼などを作っていたみたいですが、今は洋食です。オススメはスパゲティー・ミートソースとのこと。パスタとかボロネーゼとか言わないところが気に入りました（笑）。
しかも、その昔はバンドをやっていてラフィンノーズのボーカルのチャーミーに随分よくしてもらったとか。ぼくのことも知っていてロンナイは行ってないけど、噂はよく聞いてましたとのこと。世間は狭いです。
とても気さくな人柄なのが、話していてよくわかる好青年。お店の名前が「シカタ」なんで、謂れを聞いたら案の定名前のタカシを逆にしただけですって。値段がお手頃で、味も良ければ言うこと無しですね。ってか、まだ食べてませんけど。明日ランチしに行こうと思ってます。また、お客さんいなくてタバコ吸えると有り難いんですが、それだと店はピンチですから難しいです（笑）。
あ、ちなみにチャリはパンクじゃなくて単に空気が抜けただけでした。修理屋のオジサンいわく、「多分、空気入れる時に黒いキャップと一緒に金属のバルブの部分も回したんじゃないかな。あそこは絶対きちっと閉めとかないとダメなんだよ」ですって。間抜けな話でした。