サンプル盤が以前のようにあちこちから多数送られてくる、ということが近年目に見えて減り出し、中には、こちらから請求しないと送られて来ないものとか、請求しても送られて来ないものまで現れる始末。

 まぁ、確かに、サンプル盤というのは、メーカーが指定した人に「貸与」するものというのが基本にあり、したがってその判断はあくまで、メーカーサイドにゆだねられている。だから、いきなり、サンプルが来なくなっても「おい、今まで来てたのになんで急に来なくなったんだ?」などと、タカビーに詰問するなどはもってのほか。ましてや、「早く送ってちょ!」なんて強要することなど理屈から言っても出来ません。


 でも、でも、なんですよね。今まで湯水のようにあちこちにバラ蒔いていたものを、「経費節減」という一言で、いきなりパッタリ。というのも、なんか不可思議というか、納得がいかないやり方ですよね~。事情は重々承知してますが、それでも、まずは人と人との関係が崩れない様なやり方があるんじゃないかと。


 さて、そんな折に、ウチには幸運にもまだ大半のメーカーさんからサンプル送られて来ていますが、今日届いたものに日本コロムビアから3枚の白盤(本サンプルの前に視聴用に用意されるジャケットのないCDR)が来たんですが、木村カエラ、MO' SOME TONEBENDERそしてGENERAL HEAD MOUNTAINの3組の新作でした。一番気になったのはもちろん?モーサムです。久々ですよね?随分お目にかかってなかったような。
 アルバムは『STRUGGLE』といい、12月8日の開戦記念日というか、ジョン・レノンの命日というか、その頃に発売予定だそうです。11曲入りでソニック・ユースの「Purr」のカバーもありです。聴きました。キチンと全曲ではないけど、いくつかを。で、やっぱりよかったんです。ブットい感じは今もガンガンで、シャープで繊細なキレとオサエが一見ディスコントロールなような爆走の中にキラッと見え隠れしてて、そのへんもイイんですね。


 ロケンローの心根というものを分かっているバンドのひとつだと、自分では勝手に思ってます。そんなこと言って、まだライブ見た事ないんですけど・・・。

 新しい映像があったので。