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 さっきまで明日のラジオの選曲とかしていました。

 夏向きの音楽とか、勝手に自分でイメージ膨らませながらアレコレ選んでいたんです。
 まぁ、普通なら、ここはVenturesとかのエレキ・インストものやBeach Boysなんかの
サーフ&ホットロッドものとかにするんですが、今回は、ちょいとラテンな気分に行こう
かと、レゲエやメスティーソなんかをチョイスしてみました。


 今年のフジ・ロックもそういうワールド・ミュージック的な土着なサウンドを鳴らすバンド
が多く来ますよね。フランスのLA RUDAとかスペインのMALLACANとか、普段は馴染みのない
ようなバンドがやって来ます。

 それで、あ、そういえばOzomatliの新作『Fire Away』をまだ紹介していなかった、とハタと
思い、追加しました。OzomatliはLAの7人組で、いろんな音楽要素をブチまけたような、多彩
で泥臭さと都会的なスマートさを併せ持つバンドです。ご存知の方は多いかと思いますが、グラ
ミーも獲得してますよね。2007年だったかに。


 グラミー獲ったからどうこうっていうんじゃないですが、素直に聴いていて、お祭り騒ぎみた
いな彼らの音楽のスピリットの根幹にある、祝祭をみなでいろいろなやり方で執り行う、とでも
いうようなハートが嬉しいんです。流行りものとか関係なく、まさにパンクでストリートなサウ
ンドが素晴らしいです。

 この映像はそのグラミーの時の曲「Can't Stop」ですが、それが収録されたアルバムの日本タ
イトルが『燃えろドラゴン』というのは、どうなんでしょうね。ウケ狙いでもレベルが・・・。