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昨日はご存知のように、毎月恒例のイベント「昭和洋楽パラダイス」でした。気候もだいぶ良くなってきたので、夜は冷えるとはいえ、夜遊びにはナイスなシーズンの到来ですね。
ソノラというクラブは、実際自らもラウンジと名乗っているように、何度も言いますが、昔ながらのスナックみたいな、バースタイルの小箱で、フロアも30人も入ればぎゅうぎゅうな所。

そのわりにDJブースと音響は案外きちんとしていて、最近、音が出せない、悪いというバーラウンジが多い中、まずまずデカい音で楽しめます。あんまりデカいと狭いからうるさくて会話が出来なくなっちゃいますけど(笑)。

ぼくのプレイは前半が「春のイメージ」な60sPOP/SOFT ROCKでまとめて、後半が、本気な、キーボードが活躍するクラシック・ロックをガンガンいきました。
そりゃあ、急にテンポが変化したり、静かになったりのクラシック・ロックは普通に踊るには不向きでも、もともとダンス用に作ってないですからねぇ。そこがいいんだ、というお客さんもいるので、どっちにしろ、ディスコもガンガンかかるし、パンクやゴシックも、ロカビリーもかかるんで、ぼくはクラシック・ロックにこだわって自在にプレイしてます。

昨日の後半のオープニング・ナンバーは、テリー・リードの初期の、まるでSMALL FACESみたいなアシッドなキーボードワークが彼のシャウトするボーカルにマッチしてゴキゲン。続いてこれまた初期のJEFF BECK GROUPの「BECK OLA」から緩急劇的のプレイがかっこいい「Spanish Boots」、次いで今回の目玉のひとつ、初期パープルのインストで「Wring That Neck」。ドラマティックで華麗な演奏は、やっぱりキーボードでリーダーのジョン・ロードの存在感が素晴らしい!

こんな曲を存分にかけられるのが、このイベントの特色だし、他では見られないところ。
写真はジャズのキーボードをやってるriyoちゃんとDJのHIGOちゃん。彼女、こう見えてプログレとか雄大なクラシック・ロックの大ファンなんですよね。ジョン・ロードかキース・エマーソンを目指せってハッパかけてます(笑)。


来月もごっついのまたかけますよ。お楽しみに!