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フレッド・ロウリーの口笛が印象的ないかにも男らしい空気のテーマ。スリー・サンズのバージョンより好きです。

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チャーベくんがCUBISMO GRAFICO名義でリリースした有名なX'masソングとして親しまれているナンバーのリメイク。CD『Untitled』にも収録。

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メジャー移籍後すぐに病気で惜しくも世を去ったブラッド率いるSUBLIMEのメロディーがキレイでポップなナンバー。「サンテリアなんて信じない。オレは自分の道を見つけて進むんだ」と強固な意志を歌ってくれます

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LAで活動する白人レゲエ/ロックステディ・アーティスト、クリス・マレーによるThe Clashのカバー。彼の日本での所属先Ska in the Worldには他にもゴキゲンなものがいっぱいです。

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一応、X'masシーズンだから、こういう曲でシメないとね。曲はもちろん、偉大なるジョン・レノンのオリジナル。それをハイスタが見事にパンクなロケンローに模様替え。両A面シングルで片面はWIZO。



 最近は名古屋に限らず、自分がロンナイとかの感じでDJする場合に、だいたい、こんな感じのセレクトをしています。まぁ、チャーベくんのCUBISMO GRAFICOによる「Ave Maria」は時期的にX'mas ソングということもあります。ビッキー&キヌの歌とMCがイイんですよね。

 こないだは1時間で20曲くらいでした。みなさんからもっとやって、と言われましたが、ほかにもDJいるので自分だけ時間取るのも、そりゃ、ロンナイはオーヌキさんのイベントじゃないすか、とヒカルとかにも言われますが、みんなある程度時間あげないと、ですから。

 でも、必ずしも「営業選曲」ではないんですよね、近年は。ロンナイ・ヒットやパンク/ロカビリーばかり、ということは今では自分はまずありません。半分くらいですかね、一般的ロンナイ・マストは。

 この夜もオープニングは西部劇の古典「誇り高き男」(「The Proud One」)のテーマから入りましたが、お客さんは十分戸惑っていました。しかし、昔は、ほとんどそういうイントロというか前テーマみたいな曲を流してDJを始めていましたからね。ジョニー・サンダースを真似して「黄金の腕」とかクラッシュの「Magnificent Seven」の出典でもあろう同名の西部劇のサントラだとか、同じ系統で「大いなる西部」とかね。

 ちなみに、このタイトル「The Proud One」はモッズのアルバムにも冠されてます。

で、軽く「Ave Maria」流れでSublimeのメロがやたら美しいシンガロングな「Santeria」からChris Murrayのロック・ステディなクラッシュ・カバー「Janie Jones」あたりまでが序章って感じです。DJはただアゲアゲにすればいい、ってものじゃないというのがぼくの持論だし、ヒットやみんなのお気に入りの曲を並べるってのもどうかな?ですから。それってJUKEBOXでもイイじゃんじゃないですか。その場の空気をぼくとお客さんとで気持ちのいいものに作り上げていくという作業が、DJの醍醐味だと思ってます。

 単に奇をてらってカルメン・マキの「時には母のない子のように」をかけたりしてるんじゃないんですよね。Sometimes Feel like A Motherless Childというようなブルースな雰囲気を心に思い描く時に、そういうやり方をすることもある、ってことです。いつもそうとは限りませんけど。大げさではなく、こういう仕事にはスキル以上に「Soul & Inspiration」を閃かせる素質というか才能が必要だと思います。

 クドクドしいけど、まぁ、DJの想い、です。ぼくなりのね。

 そんな思いで、今度ぼくのDJを聴いてみてください。Soul to Soulな火花がパチパチ、だと嬉しいですね。