大橋トリオ『 A BIRD 』 AVEX RZCD-46205 発売中 （ちなみにローリー寺西ではありません）
ウチのサイトの扉に出ている写真ですが、ZOOT16のロフトでのライブの楽屋で。左からウチのDJでBsのSHJ、ついでワタシにタンクトップのムラジュン（G）、リーダーのトシミくん（G＆V＆Ds）。その奥にハットをかぶってるのが大橋くん。けど、誰も彼を紹介してくれなかったんですよね～。
このバンドを紹介してくれたのは、一緒にGRCというDJイベントでDJしているムラジュンで、ここに紹介してるものより前の作品をサンプルだということで、もらいました。
その時は、聴きやすいポップ／フュージョンみたいな印象だったんで、そんなに気にもしてなかったんですね、正直。それが、今年の春頃から、このバンド？の名前を耳にする機会が多くなり、調べたらこの作品が出ていて話題になっていたんです。早速購入して聴いたところ、前回より独り語りというか、まぁ、ソロっぽい作り（実際、彼がほとんど一人でプレイしてます）で、イメージしていたフュージョン風な作りではなく、むしろ、７０年代～８０年代の松任谷くんや鈴木茂くんとかのTIN PAN ALLEYキャラメル・ママみたいな感覚で聴けたんですね。
話がいつも古い？ ウン、それがぼくのセールスポイントのひとつですから。そういう知識、是非吸収して下さい。今ならネット検索で大筋は分かるはずでしょ。
そういうことで、なんだかいい感じで、それは、出過ぎず、かと言って引き過ぎもせず、アコースティック主体の楽器のバランスと曲の取り合わせがバツグンにHAPPY FEELINGで、竹内まりやちゃんの持つ感覚に近い感じかも、です。ランディー・ニューマンとかエリック・カズとか、そのへんのアメリカン・フォークにも通ずるセンスの良さも嬉しい限り。
後は、関心あれば聴いてみて欲しいですね。いつか、GRCとかにもライブで出て欲しいと、ひそかに思ってます。