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 LOFTは満員でみんなハッピーフェイス

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 MURAJUNはエレキでした(楽屋で)

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 ギター&ドラム&ボーカルはトシミくん。後ろはベースのSHJ
 

 今日は新宿のLOFTで今までと少し違う形でのZOOT16を見て来ました。

 ZOOT16は、ご存知の方もいるかと思いますが、TOKYO NO.1 SOUL SETの渡辺俊美くんによるソロ・ユニットです。もう4年くらいになるのかな?初めてのライブは、ぼくのイベント「LONDON NITE」の夏祭り的な「SUMMER JAMBOREE」@新宿LOFTでした。

 あれからZOOT16とはあちこち一緒に回りました。CDも実に彼らしい視点での、批評性に溢れ、かつ音楽の喜びにも満ちた素敵な内容で、毎回リリースされるたびに彼のスピリチュアルな強靭さと大いなる愛情に感動させられっぱなしです。ウソと詭弁のない世界が洋楽、邦楽のさまざまなエッセンスを振りまきながら展開されているんです。SOUL SETとはまた別の無垢でヤンチャな世界ですね。

 今回は、バンド・スタイルで、彼のアコギ&バスドラにギターとベースが加わり、まさにロック・バンドな感じの音になっていました。ギターもベースもおなじみの仲間で、MURAJUNとSHJです。相当キツキツなリハをやったらしいんですが、さすがに完璧、とは言えなかったです。でも、音楽は技術がすべてではない、というのがぼくの考えです。巧拙はある意味問題にならないんです。そういう類いの音楽があるってことで、ヘタでいい、ということとは違います。途中参加のトランペットもウマいとはお世辞にも言えないプレイでしたが、そのライブのパフォーマンスにはそれで何の問題もなかったし、狭いライブハウスが、彼のペットの音色で大空に舞い上がるような無限の空間に思えたほど。

 気持ちが晴れ晴れとして、お客さんの顔にも笑みがいっぱいで、会場の雰囲気がイイ感じなんです。馴れ合いとかの空気ではなく、まさに、プレイヤーとリスナー、オーディエンスとのSOUL TO SOULなリレイションが、自然に生まれハッピーな空間が創出された、というと大げさですが、でも、そんな感じでした。

 今後このスタイルでやるかどうかは未定とのことですが、是非またやって欲しいと心底思いました。ガンバッてトシミくん!