このところ、デラボニやジョー・コッカーとかの話をしてたら、なんと、メリー・クレイトンのCDがこの日本でもついに発売になるみたいです。

 メリー・クレイトンは70年代に活躍したいわゆるレディ・ソウルで、まぁ、こないだのオバマ新大統領の就任式で歌ったアレサ・フランクリンのような存在ですね。今でもDJあるいはソウル・ファンには人気が高く、レコードは中古屋でもイイお値段です。

 ぼくのようなロック・ファンには、やっぱりストーンズの映画『GIMME SHELTER』で熱唱するところとか、ジョー・コッカーの『MAD DOGS & ENGLISHMEN』でコーラスするところとか、そのへんの印象が強烈です。その彼女がODEというレーベルに残した3枚のアルバムが、4月頃に日本でCD化されるというので、ビックリするやら嬉しいやら。

 そしたらその「GIMME SHELTER」のプロモ・ビデオ?みたいな映像まであって、それが実に素晴らしい内容、今の時期にドンピシャな感覚のモノだったんで、みなさんに紹介しなくちゃ、ってことで。70年当時の時代を今とかさねてみるのも意味はありますよね。