大貫憲章オフィシャルブログ「BOOBEE」Powered by Ameba
American Hard RockおよびPunkのルーツとも評される60年代末のロック・アイコンのひとつ、デトロイト出身のMC5のセカンドがコレ『KICK OUT THE JAMS』。過激な口調のMC(シャレじゃないっすよ)も魅力。



 ぼくの相方のKatchin'が新しい作品をリリースするということは、報告したばかりです。で、もうご存知かとは思いますが、その曲の中のひとつで、ぼく個人的には一番よく出来てると思ったのが、ゲスト・ボーカルにチバくんを迎えての「Kick Out The Jams」です。

 チバくんとの相性もピッタリなこの曲、オリジナルは60年代のアメリカン・ハード・ドライヴィン・ロックのシンボル的な存在として、今も多くのロック・ファンの支持を集めるデトロイトの5人組MC5の、68年のライブ・アルバムのタイトル曲。

 パンクの始祖のひとつとも言われるもので、その意味ではやはりKatchin'のアルバム『LAST ROCKERS』に収録されている、BRAHMANのトシロウくんをフィーチャーしたTHE STOOGESのカバーとなる「Search And Destroy」に共通するモノがあります。

 これを機会にオリジナルも是非聴いてみて欲しいものです。