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そろそろ巷ではクリスマスのシーズン。東京でも、デパートやショッピング・モールなどはじめ街のアチコチで美しいクリスマス用のライトアップ、イルミネーションなどの飾り付けが話題になるころ。もちろん、「クリスマス商戦」も次第に熱気を帯びてくる時期です。
ぼくもラジオ番組をやってますから、まぁ、お約束とはいえ、この時期「クリスマス・ソング特集」なんていうのを企画します。毎年同じ番組で同じような企画をやっていると、だいたいOAする曲が決まってきて、つまり、「定番」というか、やっぱりちょっぴりマンネリになりがち。
それでも、いいモノはいいからとかけるんですが、今年は「あぁ、そういやこの曲まだかけてなかった」というモノがありました。それが、このスリー・ドッグ・ナイトの「喜びの世界」。71年の3月に全米1位になった曲だけど、70年代からソングライターとして活動しはじめ、キングストン・トリオの「グリーンバック・ダラー」やステッペンウルフの「ザ・プッシャー」などのヒットを手がけていました。
スリー・ドッグ・ナイトはLAで活動したボーカル・グループで、ダニー・ハットン、コリー・ウェルス・チャック・ネグロンのトリオ。70年代末に一度解散して、80年代にまた復活、そして近年もよくあるようにたまに「復活」してツアーなども行ったりしています。
この曲、クリスマスのころになると海外(特にアメリカやイギリス、ヨーロッパなど)でよく耳にするんですよね。テレビや映画とかの中も含めて。マライヤ・キャリーもカバーしてたから覚えている人もいるかも。
でも、なんでこれがクリスマス・ソングみたいになったのか、それがついこないだまで分からなかったんです。ま、考えたこともなかったけど。そしたら、賛美歌の「もろびとこぞりて」の英題がこの曲と同じで「Joy To The World」だったんです。同名異曲ってヤツ。でも、なんか盛り上がって元気がわいてくるような曲調なので、聴いていて違和感はありません。力強くてドラマチックで歌いやすい、となれば人気があるのもうなずけます。
今年はコレ、ちょっと聴いてみませんか?ぼくはDJでもよくかけます、この時期は特にね。外国人とか、もう大盛り上がりデスよ。