教育やマニュアルって、普通のことが出来ない人に普通になってもらう為にあるもの。
どうもそんな気がしてならない。良い・悪いの話ではなくて。必要か不要かで言ったら、絶対に必要だと思うけど。でも、それは組織や集団として普通以上、平均以上の状態を保ちたいからであって、特殊な能力を生み出したり、特化した成果を出そうと思ってのことではない。
そのことを考えていると、あきらかに「特殊能力」があり、「人よりも大きな成果」が出せる人にとっては、「教育」や「マニュアル」が要らないとも思う。要らないどころか邪魔なだけで、むしろそんなルールみたいなのがあることで、大きな成果を出せない場合もよくある。
有名な話だけど、イチロー選手の振り子打法を「あの変なバッティングフォームが治るまで2軍」としたプロ野球チームの間抜けな監督がいた。振り子打法はマニュアルに無いから、教科書どおりのバッティングフォームを教育するから、と選手に自由を与えなかった。そんな組織は残念でならない。
モノを売る商売をやっていると、「マニュアル通り」の対応なんて言うのは極論「自動販売機」のようなもので、ショッピングの楽しみも、感動も面白さも何もない。自動販売機で買うなら、どこで買っても同じなわけで。人がやるからには、やっぱり「この人から買いたい!」と思っていただける接客をしないといけない。お客さんと人と人でつながっていないと、末永く商いは続かない。これは取引先様とも同様のこと。必ず、人と人でつながってたい。
昔、前職の職場(ソフマップ)で「課長」や「部長」と肩書きのある人が転職をして、その後うまくいっていない話を聞いたことがある。
■名刺の肩書き、「ソフマップの課長さん」「ソフマップの部長さん」だから相手をしてくれていた。この看板が無ければ、とたんに相手をしてもらえなかった。
と言う話だった。人と人でつながっていなかったら、簡単に縁が切れる。ビジネスなので利害関係は重要だけど、ビジネスの中には利害関係じゃなくても人は動く。人と人でつながっていたら、人は動く。困ったときには何かと助けてくれたりしてくれる。
うーーーん。
えらそうなことを言って、実は人付き合いがそんなに上手くないんだよな~(笑)
たくさんの人達に、ご無沙汰しまくりだったり、勝手に助けてもらっているだけで・・・。
(いつか、必ず恩返しします!いつかわかりませんけど!・笑)
ガンバろうっと。