先週に部下2人に、共通の目標(お題)があって、それに対し、「やれば成果が上がると思うことで、今やっていないことを100個出そうぜ」と課題を出した。そして5月6日(月)に会議して、100個の中からやることを決める、とした。(時間があれば1,000本ノックにしたかったな~・笑)
結果、合計27個の新しいアイデアが会議前に出た。会議ではまずそのアイデア1つ1つに、「5W2H」をラフに当てはめた。
◆誰が、いつ、どこで、何を、どうする、なぜ?いくら?(5W2H)
適当に時間かけずに決めていく。ここはリズム良く会議を進行させる。「ハイ、ハイ、ハイ次!」みたいな感じ。出てこなかったら「不明」でいいし、「後回し」でいい。だいたい具体的に浮かべるヤツほど優先順位が高かったりする。漠然としているものは、やっぱりどう考えても漠然とするもの。
そして、同じように会議を進めながら、
◆新しいアイデアが生まれた(スピンオフ)
今回は、3個生まれた。これで100本ノックは、合計30個になった。また会議が進むにつれて、同時進行で「何からやっていくべきだ?」を何度も見直したり入れ替えたり、確認し合ったりした。結果的に、
◆今週は何をやるか。
◆今月は何をやるか。
◆8月までに何をやるか。
◆9月以降に何をやるか。
に整理された。
そして、
◆今週は何をやるか。 …4個
◆今月は何をやるか。 …6個 (計10個)
◆8月までに何をやるか。 …17個 (計27個)
◆9月以降に何をやるか。 …3個 (計30個)
と決まった。(会議時間は15分延長して、75分)
あとは、やるだけ。全力疾走するだけ。
そして、途中で合ってるかどうか、間違っていないかどうか、また新しいアイデアが無いかどうかのチェックを定点観測として、毎週の会議体を中心にしてローリングさせて行きます。(週一回)
こういうビジネスサイクルをまわす時、その成功率や成果の質を高めるには、「アイデアの数」が勝負になります。単純ですが、「いっぱいある中から絞る」作業が一番良いと思います。そう言う意味では、普段から「もっとこうしたらいいのに」「なぜアレをしないんだろう?」をたくさん思い描けている人がいないと「アイデアの数」は増えません。
よく企画力のある、アイデアがどんどん出てくる人っているじゃないですか?
(もしかしたら、そのままだと嫌われる性格かな?)
そう言う人、みんなと同じところばかり見ない人、同じ視点ではない人、すぐに疑問を持つ人、もっと正解は別にあるはずだと考える人。
なぜ?なぜ?なぜ?なぜ?なぜ?、、、とトヨタの「なぜなぜ5回」をすぐにやっちゃう人。
・考え続けることが出来る能力
・思考が止まらない能力
・変えようとする能力 (現状を否定する能力)
すごく大事だと思います。決して「そのまま」では人事評価はムズカシイのですが。上手に成果に結びつけて上げるアシストをしてあげたり、成果に結びつける手法を教えたりすれば、後はガンガン伸びる人材だと思います。
うーーーん。
(1)良いアイデアを言え
(2)言ったことを実現しろ
(3)結果を考えろ
(1)仮説
(2)実践
(3)検証
がんばろうっと。