人間100人いて100人が同じ考えや意見を持っていないし、立場や様々な環境によっても、それまでの教育などによっても違う。
そもそも人って、考え方が違う者同士が集まって生きてる。
最近、ネットを賑やかすいろいろな話題について、ふと思う。
・その意見と違うと思ったけど、正直に言えない状況(反対意見は全力でつぶされる)
・1つの考え方しか許さない風潮(白か黒かの二択)
・大でも小でも、とにかく何でもかんでも絶対に許さない主義
なんだか、「イジメをする側の人間の悪い部分」って、みんな本能的にどっかにあるんやろうか?
イジメられるのはイヤだけど、イジメるのは好き、とか。
まあ、なかなか、「そのへんで、もうええやん」とはならない世界がネット社会なのかも。
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ところで、社内組織の課題にも同じようなことがある。
社長や部長の発言、店長やマネージャーの発言、上司や先輩の発言に対し、部下から、
「それって違うんじゃないですか?」
「うーーん、私はそうは思わないですね。逆に…」
このような意見が普段から活発に出て、議論される組織は強い。組織の人数分以上の働きが期待できる。
旧体制にこだわらず、常に進化し続けられる可能性が高い。
でも、
(違うんだよなー。でも、言えないよー。言ったら逆に3倍にして怒られるー…)
(なんかズレてるよなー。でも、あの人が言うから変えられないし。ここは従うしかないか…)
こんな感じで、「違うと思うけど言えない状況」が組織の中に出来上がってると、組織は弱い。
この辺の空気(何でも言いやすい職場環境)は、常に上長(上役)が考えていかないといけないと思う。
うーーーん。
それにしても、余裕が無い、遊びが無い、世知辛い世の中ですね~。
がんばろうっと。