柏レイソル優勝の立役者 | ムズカシイことぬき!

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Jリーグは柏レイソルがJ初の「J2から昇格初年度優勝」を飾りました。自分はガンバ大阪サポですが、本当に今年の柏は強かったです。
(今年ちなみにガンバは今年、4-2、2-0と柏との直接対決はホーム&アウェイ両方で勝っているんですが←いちおう言い訳w)

しかし、ここまで柏レイソルが強かった要因はいったい何なんだろう?

僕はネルシーニョ監督に今一番注目しています。

■【名波浩の視点】Jリーグ総括。柏を優勝に導いたネルシーニョ監督は何がすごいのか?
http://sportiva.shueisha.co.jp/clm/jfootball/2011/12/05/post_101/index.php

■ネルシーニョが導いた「ミラクル」/J1リーグ@浦和レッズ 1-3 柏レイソル
http://news.livedoor.com/article/detail/6087558/

■柏レイソルを優勝に導いた“ネルシーニョ・マジック” (1/2)
昇格チームに植え付けた勝利の文化

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/jleague/2011/text/201112050001-spnavi.html

+++ 一部抜粋

■し烈なポジション争いが生んだチームの活性化

ネルシーニョは「選手全員を1人のプロ選手として同じ目で見ている」と話す。つまり、このポジション争いに「若手」や「ベテラン」という枠組みは存在していない。2年前には、チームの看板選手でそれまではスタメンの座が確約されていたフランサ(横浜FCを今季限りで退団)、李忠成(現広島)の調子が悪いと見るや、躊躇(ちゅうちょ)なく2人を外し、当時順天堂大学在学中で特別指定選手だった田中順也をスタメンに抜てきしたことは、その象徴的な例である。

 田中、酒井、工藤壮人、茨田ら、この2年で見せた若手の台頭は著しい。同時に北嶋秀朗のようなベテラン選手が復活を遂げ、彼自身「優勝争いをして18得点を挙げた2000年よりも今季の方が充実している」とまで言わしめる活躍ができる理由は、そういったし烈なポジション争いが生んだチーム内の活性化の結果である。

 だからこそ、ネルシーニョはよく選手を観察している。「わたしは常時試合に出ている選手よりも、あまり試合に出ていない選手を練習ではよく観察しています」と自ら述べるほど、本当によく見ているのだ。全体練習終了後の若手選手4、5人によるトレーニングならば、コーチが面倒を見るチームもあるだろう。だが、ネルシーニョはそういったケースでもグラウンドに残り、彼らに向けて鋭い視線を投げ掛けている。

+++

素晴らしいです。これは組織のリーダーがなかなかうまく出来ないポイントかも知れませんね。


うーーーん。


常に誰かを贔屓したり、同じ評価をし続けるのではなく、若手やベテランとか関係なく、その時の組織の最善を図る。またその為に観察能力を上げ、色眼鏡無しで公平な視点で選手の能力・調子を見抜き、抜擢する。レギュラーじゃない選手をむしろよく見る、ってのは簡単そうでなかなか出来る人は少ないと思いますね。


プロの世界として、すごく正しい、そして素晴らしい監督だと思います。