人事評価制度をじっくり考える | ムズカシイことぬき!

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 ジャイアント・キリングを起こせ!大阪日本橋と東京秋葉原&渋谷ではたらく社長のブログ。

以前にも公言してはいるんですが、今年やる大仕事のうちの1つが、

■経営理念・人事制度の構築・・・1年かけてじっくり作成、2012年3月カットオーバー予定。

です。前職ソフマップ時代から、色々な人事制度を経験したり、また実際に取り組みましたが、その経験を活かし、全部足しておいしいとこ取りしてプラスαで「株式会社タイムマシンらしさ」を出せるといいな、と考えています。

また、人事にはその時代のトレンドってもんがあります。社会情勢(雇用情勢)や、労働における価値観、労働基準についてのスタンダード(残業、休日、禁煙など)が、今現在に相応しいものにしたいと考えています。

小さな会社は人事評価制度で人を育てなさい!/山元 浩二

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もともとランチェスター経営の竹田先生の本が好きなので、その流れで山元さんのこの本をかなり参考に仕上げて行きたいな、と考えています。

小さな会社・儲けのルール―ランチェスター経営7つの成功戦略/竹田 陽一

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前職の人事制度(15~17年くらい前)ですごく嫌だったのが、「実力主義」の名の下に、業績と評価が直結連動型すぎたところ。しかも前年対比はあまり考慮されずに「予算」「予算達成率」のみで「賞与」や「昇格」がほぼ決まってた時でした。

(A)新品(a)カテゴリ担当者
  ・・・予算比250%(前年比105%)ボーナス70万円/翌年に昇格あり
     【達成要因】メーカーから予想外の大ヒット商品が突然爆発的に売れた!

(B)中古(b)カテゴリ担当者
  ・・・予算比105%(前年比250%)ボーナス30万円/翌年に昇格なし
     【達成要因】仕入先開拓営業を強化20社中3社契約
     更に拡販の為に再商品化の効率化を図り2.5倍の量を1.5倍のコストに抑える。
     また、法人向けにまとめ販売セットを積極展開。実績増につなげた。

会社の業績にはどちらも大きく貢献しているんですが、「難易度(要求水準レベル)」やその担当者が「本当にどれだけ貢献したのか?(代わりの者ではもっと下回る成績だったのか?)」であるとかがかみ合っていないと、単なる不平不満の火種になってしまいます。下手すると、良い人財が辞めてしまい、(高給に見合わぬ)無能な人財が多く残ってしまうことにも成りかねません。

そしてまた、公平であるより、公正であること。

いろいろ勉強しながら納得のいく経営理念・人事制度をつくり上げたいと思います。


うーーーん。


物凄く守備に貢献するフォワード(DFW)とか、地味に中盤の守備だけで貢献する選手って評価(=報酬)がすごく難しいんだよねー(笑)