「ふーーーん。」
「へーーー。」
「ほぉーーー。」
が多い。つまり、感心することもあったりするけど、所詮やっぱ他人事。だから、ほとんどにおいて否定も肯定もしない。オレだったらこうする、イヤこうしない、とか考えることになるんやけど、基本的にその時のその立場にならないとわかんないし、実際に「いいな」と思ったことをそのまま自社のシステムに導入するのはめちゃめちゃ危険だったりする。
ようするに、その趣旨を読み取り、本質的な部分を理解して、自分の会社に合わせて応用化させないと、馴染まない。当たり前だけど、
「サイバーエージェントの藤田社長はこうして成功したから、うちも今日からこうするぞ!」
的な話はたいてい上手くいかない。サッカー日本代表の監督になって、「スペイン代表のデルボスケ監督がこうやるから、今日からうちもこうやります!」とか選手は誰も納得しないし、意味無いしね。
椅子とパソコンをなくせば会社は伸びる!/酒巻 久

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もうだいぶ昔の本やけど、「椅子とパソコンをなくして」会社を伸ばした社長の本があります。こうやったら、こうなった。って本です。大変参考になるヒントが多くあります。趣旨だけを上手く読み取り解釈すれば、参考になる本です。
でも、間違っても、
「よし!うちの会社も椅子とパソコンを無くして業績を上げるぞ!」
とは言わないし、やらないし。(笑)
じゃあ、なんで経営者の人達の本をたくさん読むのか?
うーーーん。
一流の料理人が、様々な料理を食べ比べたり、経験の無いレシピを勉強したりするのと同じなのかな。
終わりなき旅、ですけどね。