居酒屋なんかでよくこんな会話を聞いたりしません?
「課長がアレをやれって言うからやってたら、いや違う!今度はこっちをやれ!って、もう話がコロコロ変わって、こっちは大変なんだよなー。”継続は力なり”とか知らないのかなー。実績出てるからまだマシだけど、ほんと出来の悪い上司を持つと部下は苦労しちゃうよー。」
で、もしもこの会話を聞いた人100人にアンケート調査とかしたら、
■この会話に出てくる課長の下で働きたいですか? YES(20%) NO(80%)
このくらいの確率(かな?)で「コロコロ指示を変える課長は、出来ない上司」と思うでしょうね。たぶん。でも、ちょっと真剣に考えてみてください。計画があって実行をする際に、すべて計画通りに何もかもが順調に進みますか?そんな仕事がありますか?
かなり昔にこのBlogでも「継続は力なり、の落とし穴(2005年10月)」ってのを書いたんですが、やはり多くの人が「継続は力なり」の使い方や解釈を間違えていると思います。
日本人ってすごく真面目な性格をしているからなのかも知れませんが、「1度決まったルール」「1度決めた手法」にもの凄くこだわる人が多い。やってみてすぐ「これは失敗だ」「これじゃあダメだ」と思ったらスグに違う手法やルールに変えることがマネジメントではとても大切なこと。だからもう、大胆に言いきっちゃうと、
■上司の指示はコロコロ変わるのが、実は正常なんですよ!
ってこと。細かく修正指示が出来ているってのは、マネジメントがきちんと出来ている証拠です。
<マネジメントの原理原則>
・何を変えるか?
・何に変えるか?
・どのように変えるか?
何も変えれないのは、マネジメントが機能していないから。その方がダメダメ上司なんですよねー。
うーーーん。
男に二言はありってこと!(笑)