普段の何気ないスタッフ同士の会話であっても、呼び方に気をつけるべきなのが、「お客様」「お客さん」を略したり呼び捨てにしたりしないことです。商売をやっていて当たり前のことですが、アルバイトには説明をしないとわからないことかも知れません。
いくらお客様に対してきちんとした接客が出来ていても、裏では「あの客は・・・」「さっきの客が・・・」とか呼んでいてはもうダメダメです。「あのお客様は・・・」「さっきのお客さんが・・・」とお客様がいなくても自然にそう会話出来るように普段から努めるべきですね。これは自分が10代の頃に客商売とはそんなもんだと教わったことです。
特に苦情(クレーム)対応中や対応後に、感情を出してしまってお客様のお名前を呼び捨てにしたりして他のスタッフと話しをしたりするとか、そんな職場は最悪ですよね。一流販売員は販売のプロなんやから、決してお客様のことを悪く言うことはありません。それがプロです。やっぱりプロ意識ってのがめっちゃ大事です。
「ここは一流のお店で、あなたは超一流の販売員。販売のプロです。」
そう思って普段から仕事に入ると、言葉遣いも態度も悪くならないと思います。もちろん目の前にお客様がいてもいなくても態度が変わることもないでしょう。
あとはみんなで、
■こんなお店はかっこいい。こんな販売員が理想。
■こんなお店はヤダ。こんな販売員が最悪。
この議題でわいわいと話し合ってみると、具体的に自分たちがやらないといけない環境や理想像がより具体的に見えてくると思います。