矛盾の存在を受け入れる | ムズカシイことぬき!

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本日のテーマは「矛盾」です。


むじゅん 【矛盾】


(名)スル
(1)矛(ほこ)と盾(たて)。ぼうじゅん。
(2)つじつまが合わないこと。物事の道理が一貫しないこと。撞着(どうちやく)。
「論旨の―をつく」「前後―した意見」
〔昔、楚(そ)の国に矛と盾を売る者がおり、この矛はどんな盾をも貫き、この盾はどんな矛も通さないと言ったところ、それを聞いた人にその矛でその盾を突いてみよと言われ困ったという「韓非子(難一)」の故事から〕


皆さんの周りで、いくつ「矛盾」が存在していますか?


そして「矛盾」に対して、不満を抱いたりしていませんか?


booが考えるに、世の中は普通に矛盾だらけ。そして、その矛盾の存在を受け入れて、どのように上手く生きていくかがポイントなんだろうな、と思います。だから単に不満を抱いてその矛盾と言う不可解な問題にパワーを使うよりは、もっと別の方法があるんだと思います。


よくある矛盾の1つに、「性善説」「性悪説」があります。前者は、人間というのは良い人ばかりだから、それを基準に考えよう、と言うもの。後者は、その真逆。


もっとわかりやすく言うと、信号機のある交差点があります。

歩行者は青信号になったら渡りますが、その時に、


①信号機を信じますか?

②自分の目で左右を確認して渡りますか?


・・・つまりこれが「性善説」「性悪説」なんです。車を運転している人は皆、歩行者や信号機に最新の注意を払っているから絶対に大丈夫って考えが性善説。

車を運転している人の中にも、お酒を飲んだり居眠りしたり、ケータイに気を取られたりしていて危険、だから自分の目で車が止まるのを確認する、これが性悪説。


人間を信用するのか?しないのか?


人を信用するのが人間であり、また、人を信用しないのが人間である。


最近、オフィスグリコ と言うお菓子メーカーの江崎グリコが展開している、会社の休憩室などに置くお菓子箱があります。これは誰もがお金を入れて商品を引き換える、誰もそのお金は盗まない、と言う「性善説」に基づいたシステムです。おそらく日本以外の海外での展開は難しいビジネスモデルでしょう。


ちょっと話が長くなりました(笑)


まあ、矛盾は常にあちこちに存在し続け、どちらかに答えはありません。そういうもんだ、と割り切って、そして受け入れ、その上で何をすべきかを考えましょうね。


・・・と自分に言い聞かせて(笑)、がんばろうっと。