ユニバーサルデザイン(UD) | ムズカシイことぬき!

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<ユニバーサルデザイン=UD>をご存知ですか?


・・・って最近知った僕が言うのもなんですが、、、ヘ( ´∀`)ノ


ここが詳しいです。


 http://www.ias-ud.com/


簡単に言うと、


「できるだけ多くの人が利用可能な製品、建物、空間」


をデザインすること、のようです。


ちょっと似ているのですが、バリアフリーとは又ちょっと意味

が違います。


UD(ユニバーサルデザイン)には、7原則というのがあります。


  1.誰でも公平に利用できる
  2.使う上で柔軟性に富む
  3.簡単で直感的に利用できる
  4.必要な情報が簡単に理解できる
  5.単純なミスが危険につながらない
  6.身体的な負担が少ない
  7.接近して使える大きさと広さ

はい、とても素晴らしいです。(皮肉ではなく、本当に)


・・・でも、僕の仕事は公共施設の設計ではなく、小売業


商い、商売です。


・・・何が言いたいのか、、、


「無理です!ホンマ、すみません」 m(_ _)m


狭い場所の方が「家賃」が安くすむ=利益UP!

リスクを消すには相応のコストがかかる!=経費UP!


わかりやすいトイレや非常口の案内(サイン)より、

お買い得品やセール案内の方を優先したい!

店頭はみ出し陳列(特価ワゴン)も、もっとやりたい!


・・・本音です。


もちろん、コンプライアンス(法令遵守)です。

消防法などもしっかりと守ります。


・・・でも、皆さんどうですか?


賛否両論あると思いますが、広々としたUDの

しっかりとしたお店で買い物をするのと、賑やかで

少しでも安いお得な買い物をするのとどっちが良いですか?


理想と現実。


バランスですね。


必ずどっちかに、と選択するのではなく。


どちらも、うまくバランスをとりたい。


***


ところで、このUDの7原則の趣旨。(思想というか)


これは、いろいろなシーンに当てはまりそうですね。


例えば、アルバイトさん向けの「手順書」「説明書(業務マニュアル)」


一定のスキル以上の人にしかわからない語句やムズカシイ

単語(業界用語)なんかあると覚えるのが大変ですよね。( ゚д゚)


僕の会社では、とあるお店の一般社員の作った

「サルでもわかる○○マニュアル」

とかローカル(非公式?)であります。


サル(猿)でも・・・と言うのは、「普通、人間だったら誰でもわかる」と

言う意味です。(わからんかったらサル以下だぞ!みたいなw)


これは、つまりUDの7原則の趣旨に当てはまるのではないでしょうか。


たぶん、こういう風に考えると、何にでも当てはめる事が出来ますね!


1つ勉強になりました。(自分で言うのもなんですが・・・)


さて、皆さんの周りには、UDの思想はいくつありますか?