七夕キュウリの接ぎ木 ~ 私、失敗しないので♪ | ぶぅパパの家庭菜園 ー ときどき猫

ぶぅパパの家庭菜園 ー ときどき猫

趣味の園芸と我が家の猫たちの様子を綴っていきます。
知恵と勇気と少しの薬で美味しい野菜作りを目指します!
基本は種から!接ぎ木にも挑戦中!!

米中貿易戦争再燃! 自国の株式市場が閉じてから重大案件を発表した米国の対応はどうかと思う、ミニSQも絡んだ昨日は1日相場に張り付いて対応に追われていた、ぶぅパパです。

 

 

 

 

 

今朝の記事は半分昨夜の内に書いてしまったので、ノンビリ起きて仕上げをしています。 このブログは基本的に当日の朝の出来事を書く様にしていますが、今回は前日に接ぎ木した七夕キュウリの様子をお伝えします。

 

 

 

 

 

さてさて、こちらは七夕の日、7月7日に種を蒔いたキュウリの夏すずみタキイ種苗)と、台木の改良新土佐一号南瓜サカタのタネ)です。 どちらも種まき後3日で発芽が始まり、昨日の夕方の段階で子葉が開きました。 

 

種まきの様子はコチラ!

>> [2018/07/07] 七夕キュウリ ~ 七夕オクラ♪

 

発芽の様子はコチラ!

>> “七夕”シリーズ発芽 ~ 丹波黒の様子♪

 

 

 

 

 

まだ子葉が開ききらない苗も有りますが、昨日の夕方、2株だけ接ぎ木することにしました。 今回は片葉接ぎ断根挿し木をします。 

 

片葉接ぎは台木、穂木共に本葉が展開する前に行うので、接ぎ木するタイミングが難しいです。 台木カボチャなんて、1日遅れただけで本葉が大きく成って使えなくなっちゃいますからね~

 

 

 

 

 

苗を触る前に、挿し木用の培地作りから。 お馴染みジフィーポットサカタのタネ)にセル培土TM-1タキイ種苗)を詰めて、シッカリ底面吸水! 

 

 

 

 

 

30℃に温めた養生箱に入れて温めておきました。 左写真のゲジゲジは、東急ハンズに売っていた卓上加湿器用のエレメントを熱湯が入った容器に浸けたものです。 この程度の体積なら加湿はコレで充分!

 

養生箱は愛菜花にピッタリはまる樹脂製タッパーを乗せただけの簡単なものです。 密閉出来るので、愛菜花のフードを使うより安定しているような~ もちろん、養生箱も除菌済みです!

 

 

 

 

 

片葉接ぎに使うのは、ウリカホルダーMと安全カミソリのみ! ウリカホルダーMはシリコン製?の洗濯ばさみの様な資材です。

 

 

 

 

 

新品のカミソリの刃には油分が付いているので、アルコール除菌スプレーで脱脂と消毒をしておきます。 火で炙る方もいらっしゃるようですが、ススが着くので、ぶぅパパはアルコールのみで済ませています。 お手々も良く洗って、人間用消毒液でシッカリ消毒しましたよ~ 

 

 

 

 

 

それでは接ぎ木作業に入ります。 まずはセルトレイから台木を切り取って、子葉の片方を約30°程度の角度で削ぎ落とします。 ここが片葉接ぎの名前の由来かな? カミソリの刃をスッと引いてスパッと切るのがコツです。 あとで挿し木するので、胚軸を4cmほど残してあります。

 

 

 

 

 

切断面はこんな感じ。 深くも無く浅くも無く・・・ 本葉が出ていれば一緒に削ぎ落としておきます。 過度に深く切り込むと胚軸の空洞が出てきちゃいます。 片葉接ぎで難しいのは、育苗と台木のカットだと思います。

 

 

 

 

 

ウリカホルダーMを装着し、台木の加工は終わり!

 

 

 

 

 

台木の加工が済んでから穂木を切り取ります。 こちらは子葉の下ギリギリで胚軸をカット。 カットの角度は、先ほどの台木に合わせます。 この時、穂木の本葉が台木の子葉と反対側に展開するようにカットします。 

 

 

 

 

 

ウリカホルダーMを軽く開きながら穂木を差し込み、穂木と台木の切断面を合わせます。 シッカリ合わせないと活着不良を起こして数分で穂木が萎れ始めます。 上手く合っていると、結構な時間萎れません。 台木の水分を吸っているのでしょうね~

 

 

 

 

 

ピンボケ写真でスミマセン。 台木の胚軸は、こんな感じで空洞になっています。 胚軸の外周から根っこが生えてくるので、面積を稼ぐために気持ちナナメにカットしてあります。 培地に挿した時に先端が傷んでしまうので、鈍角にカットしてありますよ~

 

 

 

 

 

充分温まった培地に竹串で深さ2cmほどの下穴をあけ、先ほど完成した苗を差し込みます。 安定させるため、ホルダーギリギリまで差し込んでみました。 育苗中に胚軸が伸びてくれると良いのですが~ 伸びないと定植時に気をつかいそうです・・・

 

 

 

 

 

胚軸周辺に微温湯をかけ培地と馴染ませました。 以上で接ぎ木作業完了です! 写真撮影が無ければ1苗あたりの作業時間は30秒程度。 今回は撮影しながらの作業だったので、台木のカットからココまで3分ほどかかっています。

 

 

 

 

 

先日、水やりの時に出てくる道具についてご質問を戴いたので、ご紹介します。 三宝株式会社ポリ洗浄瓶という製品で、ボトル部分が柔らかく耐久性があるので気に入って使っています。 ぶぅパパは500ccタイプが好み♪

 

 

 

 

 

接ぎ木した苗は30℃に加温・過湿中の養生箱に入れて、翌朝まで密閉しておきます。 LED照明を当てているので養生中の徒長は最小限に抑えられるでしょう。 沢山の苗は要らないので、今回は2株だけ接ぎました。 

 

※ここまでは7月11日17時頃の様子です。

 

 

 

 

 

接ぎ木してから一晩経って~

 

 

 

 

 

今朝の状態がコレ! 2株とも元気そう♪ 翌朝、養生箱の蓋をあける瞬間が一番緊張するんですよね~ 残りの苗も時間をみて接ぎ木しておきます!

 

 

 

 

 

私、失敗しないので♪

 

 

 

 

 

 

シッカリしていたので、養生箱から出してみました。 穂木の本葉が、台木の子葉の反対側に展開しようとしているのがお判りでしょうか? 台木の胚軸も少し伸びたような~ 気のせいかな?

 

 

 

 

 

と言うわけで、今年最後の接ぎ木も上手く行きそうです♪ この調子なら明日の朝から養生箱の上蓋を開けて湿度を下げられそうです。 ジフィーポットの表面から根っこが出てきた頃に、ポット上げの様子をご紹介しまーす!

 

 

 

 

 

昨日のランチは、冷凍ご飯とこんなのを用意して、レンジでチン!

 

 

 

 

 

おうちで吉野屋の牛丼♪ フリーザーの冷凍ご飯を消費する係、ぶぅパパでした。

 

 

 

 

 

いつも沢山のいいね!コメント

 

ブログランキングへの応援

 

ありがとうございます!

 

また遊びに来てくださいね~