ピーマンのお世話 ~ 接ぎ木苗に拘る理由♪ | ぶぅパパの家庭菜園 ー ときどき猫

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趣味の園芸と我が家の猫たちの様子を綴っていきます。
知恵と勇気と少しの薬で美味しい野菜作りを目指します!
基本は種から!接ぎ木にも挑戦中!!

夜明け前に目が覚めてしまい暗い中ブログを書き始めた、今日はお昼寝必至!ぶぅパパです。

 

 

 

 

 

2月3日から種蒔きを始めたピーマンが無事発芽してワサワサしてきました♪ これは1月21日に種蒔きした台木が発芽せず、蒔き直した分です。

 

 

 

 

 

上側が台木(バギータキイ種苗)、下側が穂木のピーマン(京ひかりタキイ種苗)です。台木が大きく育ってしまい、穂木に光が当たらなくなってしまいました。

 

 

 

 

 

横から見るとこんな感じ。手前の背が低い苗が穂木のピーマン、奥が台木です。このままでは穂木が育ってくれないので~

 

 

 

 

 

セルトレイ1列分隙間を空けました。これで穂木もノビノビ育ってくれると思います♪

 

 

 

 

 

そうそう、1月21日に種蒔きして発芽しないと騒いでいた台木が2粒だけ発芽しました。種が休眠していたんですかね~ ぶぅパパ原因が判りませーん(笑)

 

 

 

 

 

こちらは1月21日に種を蒔いた鷹の爪と、1月24日に種を蒔いたピーマン(京ひかり/タキイ種苗)です。ピーマンは接ぎ木適期サイズになっていますが、台木の育苗に失敗したので実生で育てようと思います。

 

 

 

 

 

1ヶ月以上育苗していますが根詰まりはしていませんでした。とは言え、このまま育てると株間が狭すぎて徒長してしまうので、ポットに移植することにしました。

 

 

 

 

 

ピーマンも鷹の爪も沢山は要らないので各3株ずつ7.5cmポット(Yポットサカタのタネ)に移植して今朝の作業は完了です!

 

 

 

 

 

さてさて、ここから先は読み飛ばして頂いて構いません。テキストのみなので眠くなります(笑) ぶぅパパが接ぎ木苗に拘る理由を簡単に書いてみたいと思います。

 

 

 

 

 

■連作障害回避

一番の目的は連作障害の回避です。あまり広くない菜園なので、ナス科とウリ科の輪作は物理的に無理があります。

 

今までトマト、ナス、ピーマン、キュウリ、スイカ、ゴーヤーの接ぎ木をしてきました。今年はこれに加え、ネットメロンの接ぎ木に挑戦します。

 

連作障害については書くと長いので、参考書などで調べて下さいね~

 

 

 

■穂木の品種

果菜類の品種は星の数ほどあります。その中から自分好みの品種を選ぶわけですが、購入苗の場合、選択の幅は非常に狭くなります。

 

自分で接ぎ木すれば品種は選び放題、しかも接ぎ木成功率が上がってくると種苗店で購入するより安価で入手出来ます。原材料費は桃太郎トマト50円ぐらいです。

 

種がお高いトマトも寿命が3年以上ありますから、数年に分けて十分使い切ることが出来ます。

 

 

 

■台木の特性

穂木の品種同様、台木の品種も星の数ほど有ります。生産農家さんは台木を指定して購入すると思いますが、種苗店で台木の品種を表示している事は殆ど無いと思います。

 

トマトの木ボケ(ツルボケ/暴れ)は皆さんもご経験があると思います。実生では回避出来ないこの現象を、初期生育の大人しい台木を使うことによって、ある程度抑制出来ます。

 

他にも、低温に強い台木、根張りが良く乾燥に強い台木など様々な特性の台木を選べるのも、自家製接ぎ木苗を仕立てる大きなメリットです。

 

ぶぅパパ、トマトでもスイカでも、実生苗の方が美味しい実が採れると思っています。でもね、木が暴れたり弱ったりして収穫まで持って行けなければ、育ててる意味がなくなっちゃいます。

 

 

 

■タイミング

定植適期苗を自分の好きなタイミングで入手することは難しいんですよね。ぶぅパパ、野菜作りを始めた4年前は通信販売や種苗店で果菜の接ぎ木苗を買っていました。

 

通信販売では到着日や苗の状態が判りませんし、運搬途中で苗が弱ってしまうリスクもあります。種苗店では実際に苗を見ることが出来ますが、好みの大きさの苗を見つけるのは困難です。

 

最近では販売競争で定植適期より早く苗を売り出す店が多くなっています。定植適期に買いに行ったら売り切れていてガッカリした経験ありませんか?

 

自家製なら自分の好きなタイミングで苗を入手出来ます。ぶぅパパにとって、これは大きなメリットです。

 

 

 

■無農薬

『無農薬』と書かれていない苗は、育苗中に農薬が散布されている場合があります。去年購入した種苗メーカーさんの接ぎ木苗には農薬の使用履歴が付いていました。

 

ぶぅパパは基本的に無農薬で野菜を育てていますが、時には病害虫が付いて農薬を使う場合が有ります。

 

現在は完全室内育苗をしているので、定植する段階での農薬使用回数はゼロです。定植後に病害虫が付いても、回数MAXで農薬を使えるのは大きなメリットです。

 

ぶぅパパは無農薬や有機栽培に拘りませんが、拘る方は自家製苗を仕立てるか、無農薬の苗を購入することをオススメします。

 

 

 

■充実感

自分で種を蒔いて接ぎ木をし、その実を収穫出来たときの充実感は、購入苗では絶対に味わえません。実際の所、これが一番の理由かも知れませんね~

 

 

 

 

 

と言うわけで、自家製接ぎ木苗に拘る理由を書いてみました。ぶぅパパ、日々こんな事を考えながら野菜作りをしています。変態ですね(笑)

 

 

 

 

 

 

昨日の晩ごはんは豚肉ともやしの香味炒めCook Do 最高!ぶぅパパでした。

 

 

 

 

 

お付き合いいただき有り難うございました。

 

また遊びに来てくださいね!

 

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