蛹化の男
冷たい土の中で
何を思う?
暖かな空の下で
何を感じる?
温い雨水を浴び
何を見つめる?
何処に居ようと
あなたを・・・感じているよ
Jake Etheridge & Stefanie Scott - Wherever I May Go (2021)
:先日U-NEXTで観た映画のエンディングで流れた曲。
どうしようもない絶望的な展開に居た堪れなくなったが、
この曲で救われた気になった。
実の父親に24年間地下室に監禁された娘さんの話。
それも・・・実話。
恐ろしい。
TOPICの種
:日本サッカーの未来
新時代到来なのか?日本サッカーの出木杉くん達。
少し時間が経った試合ですが、欧州遠征2試合ドイツ戦(4-1)とトルコ戦(4-2)両試合共に見事な勝利でした。
完勝としか言わざるを得ないドイツ戦、あの辛口評論でお馴染みのセルジオ越後さんをも「何も文句は言えません」と称賛した試合は素晴らしかった。ピッチ上の11人すべてが連動した姿には、もう目を輝かして見てしまいました。
活躍を期待された三苫選手、伊藤(純)選手、遠藤選手、守田選手、鎌田選手、冨安選手、菅原選手、上田選手、後半に登場した久保選手(今の活躍だと1月には、レアル・マドリード復帰かリバプール、アーセナル、マンU 移籍あるかも?)・・・とMOMを選ぶのが難しいほど良かった。順当に言えば、得点に絡んだ右サイドの二人、伊藤選手と菅原選手、若しくは冨安選手が妥当だと思うが・・・個人的には地味なんだけど守田選手の動きが良かったと思う、鎌田選手との連携は際立って良くて、ゲームの流れを作っていた様に見えた。
強いて不安要素を挙げるとするならば、ゴールキーパーと左サイドバックなんだろうが・・・基本的には悪くはないのだ。
ていうかさ!セルジオさんが文句が無いって言っているのに、ずぶの素人が不安要素を語るなんぞ、おこがましいわ!(笑)。
: 日本芸能界の未来は?
ジャニーズ事務所の変革は・・・困難だろうが・・・。芸能界、メディア、ファン・・・芸能に浅い深いは関係なく関わる全ての人々が変わる事が必要なのだろう。『見ざる聞かざる言わざる』が至極真っ当のようになっていた風潮は、ジャニーズ事務所に限らず、多分にどの業界にもありうる問題。ジャニー喜多川氏が行ってきた愚行(犯罪)は、到底許されるものではない・・・が、当の本人がこの世にいない状況下で、表舞台(会見)に駆り出されたイノッチには、少し同情してしまう(東山社長は別)ところはある。そして、この流れの中『ここぞとばかりに』ジャニーズからの撤退行動をとる社会・・・今さら、正義をふるうメディア(スポンサーは利益しか考えないから致し方ない)・・・正直なところ、うわって思うし、滑稽にも見え、少し気味が悪く、嫌悪感、恐怖すら感じる。もうジャニーズと言う冠は脱ぎ捨てて、ゼロからのスタートという舵切りを取らねば、タレント事務所として生存することは厳しいだろう。被害者に対しての保証はもとより、数多くの有能な若いタレントを抱えている責任、その彼らを生き埋めにする様な事だけは避けていただきたいものだ。
Checking for it !!.
単純にイイ!!バングルスとでも呼ぼうか?
The Beaches/ザ・ビーチズ
【商品紹介文の抜粋と僕の視点】
"日本のバンドとバンド名が被りますが・・・こちらはカナダ・トロントを拠点とする4人組ガールズロックバンド。"
詳しい情報は分かりませんが、ジョーダン・ミラー、カイリー・ミラー(たぶん姉妹?)、リアンドラ・アール、エリザ・エンマン=マクダニエルによって2013年に結成されたバンド。70年代のランナウェイズと80年代のバングルスをミックスしたような・・・と、ありきたりな表現を使い・・・しかし!こ・・これがピッタリの音楽性なんだよなぁ(笑)。決して!貶すつもりではなく、ノスタルジックにロックに触れられる感覚は貴重なほどにピュアであり、そのツボを押さえたメロディは、なかなか癖になる中毒性を秘めている。あっ!The Pretendersに似てるのか?。
The Beaches - Blame Brett (2023)
こんなの日本じゃないと生まれなかっただろう?
長谷川 白紙 /はせがわ・はくし
【商品紹介文の抜粋と僕の視点】
"2016年より音楽活動をはじめ、独自の音楽論でジャズから現代音楽までも吸収、その複雑な楽曲構成とそれに相反する圧倒的なポップさを両立していまう唯一無二な音楽性は高く評価され、幅広い層から支持を集めている。言うなれば日本が隠し持つ最終兵器的アーティストと呼べるのであろう。"
昨今の日本の音楽シーンへの注目度はYOASOBIの『IDOL』の世界的ヒットからも窺えるように、さらに高まっています。ガラパゴス化現象における独自の進化を遂げた日本の音楽シーンは、今や世界のトレンドとなりつつある。この一隅のチャンスを見逃すなど勿体ない状況なのです。そこに満を持して登場するのが長谷川白紙。新曲『口の花火』に於ける怒涛の音の洪水(情報量)はJ-popおろか世界の音楽シーンに風穴をあけるだろう・・・と期待を寄せたいほどの仕上がり!!もう是非!!。
長谷川白紙 - 口の花火 (2023)
コチラ控えめに言っても・・・名曲です!
藤井 風 /ふじい・かぜ
【商品紹介文の抜粋と僕の視点】
"1997年6月14日生まれ、岡山県出身。 幼少期より父の影響でクラシックピアノを始める。中学生になってからはYouTubeにカバー動画を上げ続け、 確かな技術と聴き手を選ばない秀逸なピアノアレンジが各方面で話題に。 2019年、東京で本格的にミュージシャンとして音楽活動を開始。"
もはや説明不要な存在ではあるが、今回の新曲があまりにも素晴らしかったので掲載させていただきます。
当初は、この行にトゥアレグ族(アフリカ大陸のサハラ砂漠西部の遊牧民)の英雄:Bombino/ボンビーノの新曲を取り上げる予定でしたが、少しばかりお預け・・・我が国が誇る天才アーティスト風くんにバトンを譲りたいと思います。今回の楽曲はバスケットボール・ワールドカップの公式応援ソングに採用され、多くの人の耳に届いているとは思います。えっと・・・プロデュースがDJ Dahi・・・え?ダヒ?って!!凄いの関わっているじゃないの。いや~SZA/シザのアルバムにも参加していたもんね。まるっきり洋楽なんて垣根が無い感じ・・・流石です。
藤井 風 - Workin' Hard (2023)
イメージの進化論
【今日のお題】
角川映画
銀幕のスターが、もしも・・・スクリーンの中から貴方を迎えに来たら。
” 1976年の『犬神家の一族』が空前の大ヒットを飛ばし、それまで低迷していた日本映画界に新風を巻き起こした「角川映画」。「読んでから見るか、見てから読むか」という名コピーを生み出した角川映画は、出版社が仕掛けた映画ムーブメントとして、大規模な書籍キャンペーンや、テレビCMの大量投入など、大規模なメディアミックスを展開。その後、薬師丸ひろ子、原田知世、渡辺典子というスターを生み出し、さらなるパワーアップを果たした角川映画は社会現象を巻き起こし、多くの観客からの熱狂的な支持を集めた。”
インパクトとトラウマを武器に昭和/平成を駆け抜けた時代の猛者
と、その『角川映画』のイメージを音楽に変換してみましょう。
変換!(仮面ライダー変身モード)
佐井好子 - 逢魔ヶ時 (1975)
:今年も半分以上が過ぎましたので、2023年度の上半期ベストアルバム50枚を掲載しておきます。
この半年に聴いた350枚~450枚の新作アルバムからの選定です。
音楽的評価よりも、インパクトが強い(記憶に残った)ものを選びました。
(因みに1~10位以下は、ランキング形式ではありません!適当です)
01. Tony Jay - Perfect Worlds
(ベルベット・チルドレン的なサウンドに胸を撃たれる)
02. Yo La Tengo - This Stupid World
03. Jaimie Branch / Fly or Die Fly or Die Fly or Die ((World War))
(ジェイミーの遺作となったアルバムより、私のお気に入りを)
04. Bernice - Cruisin'
05. Bombino - Sahel
06. Cornelius - 夢中夢
07. μ-ziq - 1977
08. The Murder Capital - Gigi's Recovery
09. Kassa Overall - ANIMALS
10. Lil Yachty - Let's Start Here.
11. 100 gecs - 10,000 gecsYaeji - With A Hammer
12. Vince Mendoza - Olympians
13. Nicole Dollanganger - Married in Mount Airy
14. Water From Your Eyes - Everyone's Crushed
15. 君島大空 - 映帯する煙
16. Fireworks - Higher Lonely Power
17. The Necks - Travel
18. Jenny Lewis - Joy' All
19. Tony Njoku - Sketches & Noodles of Blooóm
20. Sigur Rós - ÁTTA
21. Brutalismus 3000 - ULTRAKUNST
22. Yaeji - With A Hammer
23. Bill Laurance & Michael League - Where You Wish You Were
24. The Allergies - Tear the Place Up
25. 新しい学校のリーダーズ - 一時帰国
26. ODESZA/Yellow House - Flaws in Our Design
27. feeble little horse - Girl with Fish
28. Niall Horan - The Show
29. Lavalove - Love Sick
30. Gezan - あのち
31. The Tubs - Dead Meat
32. Harrison - Birs, Bees, the Clouds & the Trees
33. Drain - Living Proof
34. Mashell Ndegeocello - The Omnichord Real Book
35. Parannoul 파란노을 - After the Magic
36. The Chemical Brothers / For That Beautiful Feeling
37. James Blake / Playing Robots into Heaven
38. Altin Gün - Ask
39. The Amed / Perfect Saviors
40. Willie J Healey / Bunny
42. Janelle Monae / The Age of Pleasure
43. Taylor Ashton / Stranger To The Feeling
44. Cory Wong / The Lucky One
45. 和ぬか / 審美眼
46. Tash Sultana / SUGER EP.
47. Blur / The Ballad Of Darren
48. The Hives / The Death Of Randy Fitzsimmons
49. Miso Extra / MSG
50. Gracia Abrams / Good RIddance
BELLEANDSEBASTIANの日常
セバスチャン:「あれ??クラウチくん!!」
ベル:「え!なに?・・・誰よ?初登場じゃない。」
セバスチャン:「のっぽのクラウチくん。」
ベル:「手足も長いわね?」
クラウチくん:「あのさ、カタカナ表記はやめてくれない?・・・倉内ですから」
ベル:「え?え?何か問題有りなの?」
セバスチャン:「確かに!サッカーファンからすると・・・あの人が脳裏に浮かぶ」
ベル:「それ?何か問題あり?」
セバスチャン:「人にイメージを焼き付ける感じはあるしね・・・今の時代?」
クラウチくん:「僕は・・・対処法を身に着けているから大丈夫だけど。それでも避けたいよね?」
セバスチャン:「世は多様性を押し売り中だからね?」
ベル:「あら?なんか棘のある言い方するじゃない?」
セバスチャン:「うん?うん、たまに思うのさ」
ベル:「思う?」
セバスチャン:「多様性を攻撃的に扱う人が目についてきている様にも感じるんだ」
ベル:「でもね?これまで防御の姿勢をとってきたわけじゃない?」
ファン・バステン:「そう!肩身が狭かったんだから・・・それぐらい」
セバスチャン:「それは違いますよ!それに対して不快に憶える人は必ず存在しますし・・・」
ベル:「その人たちが疎外される事を考えてるの?」
セバスチャン:「多様性は歓迎だけど・・・この世は矛盾な世界だからね」
ベル:「あちら立てれば、こちらが立たぬ・・・ってやつね」
ファン・バステン:「そうね。新たな火種は生みそうだわね?」
:「それでも先に進まないとね?。それこそが未来への懸け橋だからね。」
ファン・バステン:「火種と言えば!ジャニーズの社名よね」
セバスチャン:「話飛ばしましたね?・・・ま、最早デメリットでしかないですからね」
ベル:「そうね・・・伝統と言っても、たかが4、50年でしょ?」
ファン・バステン:「たがが・・・は別としても、下で働く人の事を考えないとね」
ベル:「そゆこと!闇のドンが語ると重みがあるわ」
ファン・バステン:「闇って・・・影のドンね?・・・ってドンなんて呼ばれてないし!」
セバスチャン:「社名をJN(ジャパン/日本)にしたらいいんじゃないいですか?」
ベル:「なんだか・・・Jって付くだけでも、連想しちゃうわね」
ファン・バステン:「イングリッシュに拘ることも無いんじゃないの?」
ベル:「そうよね?私なら・・・『イケメン天国事務所』だな」
セバスチャン:「ベルのネーミングセンスは、次元が違うね(笑)」
ファン・バステン:「私なら『果汁100%!美味しくあっさり』ってね」
セバスチャン:「逆に卑猥に感じるのは・・・僕だけ?」
ベル:「ま、ともあれですよ!新しい芸能の地図が描かれそうね。」
・・・・
・・・・
クラウチくん:「なんか掛けてます?・・・てか、ほったらかしなんですけど・・・?」
ベル:「迷えど進むがいいさ!!」
新しい学校のリーダーズ - 迷えば尊し (2019)
:「アイドルグループ枠の名曲には収まらない名曲!!(ライブでの締め曲)。狂った柏倉くんのドラムとファズりまくるギター、エモいピアノ、そして何よりも彼女たちの表現力(歌詞も良い!)・・・今の人気は偶然ではなく必然だったのであろう。むしろ・・・人気に火が付くのが遅すぎるほどだよ!この名曲を素通りするなんて・・・・因みに作曲は東京事変にも参加する樋泉昌之くんです。」
今日の締め曲
出鼻はくじかない!必勝法を繰り出したポップスター
MGMT
エム・ジー・エム・ティー
イントロのみで惹きつける魅惑のメロディ群
『MGMT』の意味はマネジメント(管理/経営)を略した意味らしい。私が敬愛するアンディ・パートリッジ擁するビートルズマニア・バンド『XTC/エックス・ティー・シー=エクスタシーを略したモノ』と似たような感覚のグループ名なのかな?。簡略系グループ名としては、XTCに軍配が上がりますが・・・・同じ4文字系『SMAP/スマップ』には・・・比べれるモノではないか?(笑)。
米ニューヨーク/ブルックリンを拠点に・・・なかなかの富裕層の出なのかな?(出身はミズーリ/インディアナか?)。バンド形態ではあるが、基本はアンドリュー・ヴァンウィンガーデンとベン・ゴールドーワッサーの二人が中心で構成されている。大学を確りと卒業した後に2006年とコロンビア・レコード契約。
前記の通り、本当に掴みが上手い曲作りが目立つグループで、破壊力/インパクト重視な力技ではなく、確りと感情に訴えかけてくる何ともファジーなものを鳴らしている。古くはブラックサバスの『パラノイド』、デレク&ドミノスの『いとしのレイラ』、ビートルズの「Let It Be」、クイーンの「We Will Rock You」、ライドの『Vapour Trail』、ジョン・スペンサー&ブルースエクスプロージョンの『ベルボトム』、オアシスの『Don't Look Back in Anger』、ザ・フレーミング・リップスの『Race for the Prize』etc・・・って、超ベタなチョイスですいません(笑)それもちょっと力技が目立つものばかりですな(汗)。この上記の中で、強いて選ぶなら1991年のライド『Vapour Trail』に近いニュアンスかな。
そう!この絶妙な脱力感が、このグループの魅了。!これはセンスですよね。
サイケデリック・ロックを仮住まいに、エレクトロニック童謡を奏でる。大人になれない逃避ミュージック。
私個人としては、このまま(2007年)のスタイルで「永遠の24歳」でいて欲しかったかな。
恋しくなるよ
遊び場や 動物や、ミミズを掘じくり出した事が。
恋しくなるよ
母さんがくれた安らぎや 世界の重みが。
恋しくなるよ
妹や父さん、 愛犬や実家が。
あぁ恋しくなるよ
退屈や自由や 一人で過ごした時間が。
MGMT - Time to Pretend (2007)
本日もご訪問して頂き
ありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。
誤字脱字に際しては、気がつき次第修正/編集を行っていきます。