刹那
あ・・・
という間に
今まで見ていた風景が
消え去っていく
そんな事が
目の届かないところで
起こっている
冷めた空の下
Superchunk - Skip Steps 1 & 3 (1991)
:1991年と言えばロック豊作の年。
スーパーチャンク初期の名作2ndアルバム『NO POCKY FOR KITTY
』が時代の異端児スティーブ・アルビニによって制作されリリースされたのも1991年。
この粗削りで、刺々しく、冷徹でありながら、心の芯を熱くさせるサウンドは30年経った今でも刺激を与えてくれる。
(アルビニが携わった作品の特徴でもある)オープニングから疾走感が炸裂!うん?アルビニ作品はどちらかと言えば、スロースターターなイメージがあったのだが・・・これは別!再生からいきなりの爆発ナンバー。同アルバムに収められている名曲「Cast Iron」と共に愛されるべきナンバーなのです。
こんばんは!
(おはようございます!)
TOPICの種
:地球の未来
ウクライナ・首都キエフにロシア軍侵攻。
歴史的背景然り、微妙な関係は・・・最悪な形で
ここで話すことは、国際政治に疎い、素人の戯言だと思ってくださいませ・・・。
安保理でロシアが拒否権を行使し、ウクライナへの非道を揉み消そうとしている・・・そもそもロシアも中国も常任理事国に入っている時点で・・・この世界情勢の中での国連の仕組みに問題がある。(拒否権1つでお終いなんてね)期待をよせるまでもないか(苦笑)。
中国は黙り状態で、同じ穴のムジナ。大国とは名ばかりで、ロシアとの距離を図っているのでしょう・・・うん?関わりたくもないのか?。(中国にとっては、ロシアの行方を参考にする目論見もあるのだろうか?台湾有事において)・・・非道を非道と叫べないなんて・・・もう大義名分なんてクソ喰らえだぁ!人がバタバタと死んでるだぞ。
かと言って・・・中国にどうのこうの言える立場でもないのか・・・ここ日本も何も出来ない現状だ。ただこうして声をあげることしか出来ない・・・安全な場所で。
救いはロシア国内で反戦デモが起きている事だ。コレは大きな希望である。ロシア国民が全て、この侵攻に支持をしている訳では無いのを知れたこと・・・ほっとする。
ネット環境が広がりをみせ、遠い国のことを手に取るように知れる時代。SNSで世界が繋がり、情報を共有できる時代・・・外部からではなく内部からの崩壊が可能な時代。
双方の若者たちが、この無意味な戦いにおいて血を流すことが悲しい。どちらの軍もこの争いからボイコットして欲しい・・・綺麗事なのだが。
ウクライナに平和を。
ただそれを望む。
(もちろん!ロシアの人達にも健全な平和を)
思いついた事を書き並べて見ましたが、書いても書いても・・・問題が解決しない事に苛立ちさえ覚えてしまう。つくづくと無力さを痛感してしまいます。
:日本のドラマだって面白いんだぞ。
漫画が原作
『ミステリと言う勿れ』
今、地上波で放送されているドラマの中で1番熱心に見ているドラマある。フジテレビ月9ドラマ『ミステリと言うなかれ』である。
漫画が原作であることから・・・以前、一部の原作ファンから不満の声が上がっていたのを読んだことがある。主役の久能整を演じる菅田将暉くんに対して不満があるとの事。具体的にどうとかは言わないが、人それぞれイメージってモノが存在するわけで、そんな不満が出るのも自然なこと。私は、原作にそれほど熱心な読者だったわけではなかったので(単行本第1巻だけは、読んでいた)、なんの違和感も無しに見ることが出来た。むしろ・・・菅田くんの細かな演技に感心させられる程でした。いや、彼だけではありません!その他の俳優さんの演技にも驚かされるばかりです。巷では韓国ドラマやNetflix系のドラマがもてはやされているようですが(確かに面白いけど)、日本のドラマにも日本らしさの面白さを持ったドラマが存在することをお忘れなく。先週の回は、ゾッと寒気が走る内容で・・・只々、感心した。
あっ!そうそう同じフジテレビ系列のドラマで『おいハンサム!』も面白いドラマでしたね。このドラマは最終回を迎えましたが、次週からHey! Say! JUMPの伊野尾くん主演のドラマ『准教授 高槻彰良の推察 season2』が始まるようです。コレも楽しみです。
Checking for it !!.
80年代の匂いがプンプン
清水靖晃/シミズ ヤスアキ
【商品紹介文の抜粋と僕の視点】
あくまでもサックス奏者!ジャズに固執した存在ではなく、あらゆるジャンルの壁を超えてくる音楽家、それが清水靖晃なのだ。そんな彼の幻の作品が35年以上経て、今年ようやく日の目を見ることになった。
1984年に録音された作品『Kiren』。硬質で金属的なサウンドは如何にも80年代的、懐かしくもある時代のフレーバーを嗅ぐことができる。例えるならデペッシュ・モード、ミニストリーとアート・リンゼイが出会った的な無機質なダンスミュージックなのだろうか。なかなかダイナミックな音が展開されている。
清水靖晃 - Stay Soft (1984)
魅力的な声の持ち主
iri /イリ
【商品紹介文の抜粋と僕の視点】
近年の邦楽アーティストの中でも、特に耳を引っ張られる歌声を持つ女性シンガーの1人である。足のつま先から押し寄せるように響く、太く低い声は、先週扱った宇多田ヒカルのそれとは、また違った魅力を放っている。ある意味異質なものだ。
はじめて彼女の声に触れた瞬間、誰しもが思うだろう・・・彼女は時代の申し子になりうると。
それほどに魅力的である。
またビジュアル的にも、世間がもっと注目してもおかしくないほどにキュートだ。もっとブレイクしても良いのではとも思うのだが・・・えっ?もうブレイクしてる?(笑)。
エロチックにオシャレ
Khruangbin & Leon Bridges /
クルアンビン・アンド・レオン・ブリッジズ
【商品紹介文の抜粋と僕の視点】
クルアンビンの事は、これまでも何度かこのブログで取り上げてきたが・・・う~ん、こう来たかぁ。
もっと一般的なブレイクをするには(そんな計算はないだろうけど)、やはりレオンの様な声が必要だったのだろう。
うん!結果として、より一層にクルアンビンの持つエロティックな面が増幅されているのではないか?。
これはこれでアリだと思う・・・でも、個人的にはインストバンドとしての活動の方が好きだな。
Khruangbin & Leon Bridges - Chocolate Hills (2022)
イメージの進化論
【今日のお題】
喪失感
自己の価値観における大切な人や物、大事にしてきたものごとが失われてしまったという、悲痛な感覚や心境。 寂寥感。 「まるで心に穴が開いたようだ」などのように形容されることも多い
と、そんな『喪失感』の持つイメージを音楽に変換してみましょう!。
変換!(仮面ライダーの変身モード)
Peter, Pual & Mary - Puff The Magic Dragon (1963)
:優しくも悲しい、この曲は・・・映画『グッドモーニング・ベトナム』で効果的に使われていましたね。戦争はダメですよ!
BELLEANDSEBASTIANの日常
セバスチャン:「悲しいなぁ💦」
ベル:「また繰り返してしまうのね?」
セバスチャン:「この先に彼は何が見えているのだろうか?」
ベル:「ただの妄想に過ぎないのに・・・」
セバスチャン:「力を持つことで勘違いをしてしまったのかな?」
ベル:「もともとの思想がそうなのよ」
セバスチャン:「歴史は繰り返すだね」
ベル:「チャウシェスクのようになるのかしら?」
セバスチャン:「それ、僕も考えたよ」
ベル:「民衆が立ち上がる可能性があるからね」
セバスチャン:「でもチャウシェスクの様にはならないと思うよ」
ベル:「もっと理性を持った形をとるのかしら?」
セバスチャン:「僕は、そうであって欲しいと思う」
ベル:「世界は、どうして力を持ちたがるのかしら?」
セバスチャン:「持ってもいいけど、その使い方を考えないとね」
ベル:「力って必要?」
ファン・バステン:「それは必要なのよ。地図上の線を保持したいのよね」
セバスチャン:「ただの住所ってだけじゃダメなんでしょうか?」
ベル:「国がどうとかではなくてね?」
セバスチャン:「こんな争いは、また新たな種を植えるだけじゃないですか?」
ベル:「わかっていても、そう進まなきゃいけなくなるのね。」
ファン・バステン:「でもコレは失策だわ」
:「僕もそう思うな」
ファン・バステン:「 今、彼は何を思っているのかしら?、心を痛めているのかしら?」
セバスチャン:「どうなんでしょうか?」
ベル:「自国の若者も亡くなられているのだから・・・」
ファン・バステン:「救いがないわね」
ベル:「ただの無駄死にに?」
ファン・バステン:「次の生者に意味を託す・・・って、エルヴィン団長が言っていたわね」
セバスチャン:「え?進撃ですか?・・・ここで?」
ベル:「なんか茶化してない?」
ファン・バステン:「彼に対する皮肉よ?エルヴィンの様であれば・・・この事態は防げていたわ」
ベル:「だとしたら・・・私も、そう思う」
セバスチャン:「どうなるんでしょうか?」
ファン・バステン:「早い段階で治まるとは思うけど」
セバスチャン:「早いって、いつですか?」
ベル:「子供の涙を見てしまったら・・・そんな事・・・」
・・・・
・・・・
ファン・バステン:「綺麗事では何にもならないけれど、何にもないよりも綺麗事の方がマシなのよ・・・悔しい」
ベル:「・・・・」
Creedens Clearwater Revival - Have You Ever Seen The Rain (雨を見たかい) (1971)
:「クリーデンスは、否定しているが・・・反戦歌だとしても、美しい曲です。」
今日の締め曲
パンク世代のバディ・ホリー
Elvis Costello
エルヴィス・コステロ
計算された脱力感が・・・最高
本名デクラン・パトリック・アロイシャス・マクマナスは、コンピューター技師をしつつ、1977年インディーズ・レーベル「スティッフ・レコード」よりデビューする。デビュー当時はパンクムーブメントの嵐の真っ只中・・・本人の意図とは関係なく、黒縁メガネの風貌からパンク界のバディ・ホリーと称され紹介される(当時のことは知らないが・・・多分そうなんじゃない?)。コステロ本人は、パンクロックのことは冷めた感じで見ていたようで、相棒的存在のニック・ロウとはその辺の感覚が違うようですね。
ともあれデビュー以降の活躍や評価は、UKロックの道標的な存在までに大きくなり。日本で言うところの美川憲一さん的な?英音楽界の御意見番だったみたい(過去の音楽雑誌のインタビュー記事を読むと、かなりの毒舌でしたから)。
とにかくハズレの無いアーティスト。デビューから今日までハズレと言う言葉とは無縁なくらい、良い音楽と向き合ってこられている。特にオススメは1stアルバム『My Aim Is True』と2ndアルバム『This Year’s Model』あとは『Get Happy』『Punch The Clock』『Goodbye Cruel World』・・・うっ!きりがないわ!ヤバい選べないけど、1stと2ndは必須アルバムです!。
で、今回の締め曲は2ndアルバムからのナンバー。コステロ本人もお気に入りの曲です。
手を取り合って
(協力しよう)
やめろ! 謝らせようとするな
俺も許してくれとは言わないから
こっちが折れればいい
一緒に来るんだろ?
手を繋いで
(協力しよう)
手を取り合って
(協力してやろう)
Elvis Costello - Hand in Hand (1978)
本日もご訪問して頂き
ありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。
おやすみなさい!
誤字脱字に際しては、気がつき次第修正/編集を行っていきます。