「線は、僕を描く」をみて 本人の力と自主性を引き出す水墨画の指導。育児にも通じる | すずきともこの安心感を育て人生を楽しむブログ

すずきともこの安心感を育て人生を楽しむブログ

自己肯定感・元気な心が育つ!
子どもが光るほめ方・しかり方、聴ける人になる方法、
母乳や育児を楽しむ智恵&体験、映画や本、アートに見る人間の心理。

大人も、かつては 子どもだった。
世界の謎は、子ども時代にある!そのヒミツを描いていきます~♡

こんにちは。

 

 

「線は、僕を描く」を観ました。

 

 

 

公式サイト…

 

 

 

 

黄色い花青山霜介(そうすけ)(横浜流星)は大学生、一人暮らし。

偶然、見た水墨画に心惹かれる。

 

水墨画家の大御所、篠田湖山(三浦友和)から学ぶことになる。

湖山の家には、若き水墨画家の篠田千瑛(ちあき)(清原果耶)がいた。

 

スランプ中の千瑛と、初心者の霜介は、互いに切磋琢磨して水墨画と向き合っていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

星三浦友和さん演じる湖山の、口調がとてもよかった。

霜介に水墨画を指導するときの。

 

おだやかなのだ。

口調の静かさ、さりげなさ。

 

年長の大御所なのに、少しも威張っていない。

 

 

 

そして、「上手」「下手」という言い方を決してしない。

禅問答のような言葉で、導いていく。

 

本人に考えさせて、本人が気づいて答えを自分で出せるように、ヒントを出す言い方なのだ。

 

 

これぞ、「自分で考えて、自分で決める」サポートだ。グッド!

育児にも通じることだ。

 

 

 

 

そして、否定的な言い方をしない。

「わるくはない」と言ったりする。

 

「そういうのもあるよね」

「途中経過だよね、見守ってるよ、期待してるよ」

そういう意味がにじんでいて、趣ある言い方だと思った。

 

 

これも、育児にも通じることだ。

 

子どもが、最初からうまくいかなくても、本人の試行錯誤を認めて見守り、その子の成長を信じる姿勢だ。

 

 

 

それに、ただ上手に描ければいいわけではない。

まさに、「線は、僕を描く」のだ。

(その意味は映画を見ると伝わってくる)

 

 

 

2回ほど出てくる、畳4枚くらいの大きな白い紙に描いていくシーンは圧巻。

なんて気持ち良さそうなのだろう!!キラキラ

 

 

水墨画はやったことないし、水墨画でなくてもいいけど、私も大きな紙に描いてみたい。(上手とか下手とか関係なく、楽しんで)

 

 

 

ところで、「美人すぎる〇〇」という言い方は、古いなあ。

ルッキズム(外見ばかり過度に重視する)を助長する、残念な言葉だ。

 

言われる本人もいやだと思うし。

本気で頑張ってるのに、自分の実力よりも、外見のことを重視して言われたらいやだと思う。

 

 

 

 

また、つらいことがあった人に「いいかげん、早く立ち直れ」というようなシーンがあって、見ていてしんどかった。

 

「早く元気になれ、明るくなって前を向け」なんて、他の人が言えることだろうか。同じ体験をしていないのに。どんなにつらいかわからないのに。

 

つらい気持ちを軽視していないだろうか。

まるで、「つらい気持ちはあってはならない。なるべくない方がいい」「明るく元気でいるべきだ」と言っているようだ。

 

明るく元気でいられればいいけれど、人生は、そうはいかないときもある。

そのときには、そっとそばにいてほしいと思う。

むやみに励まさずに。

 

 

 

 

霜介には、なかなか向き合えないつらい過去があった。

ひとりではつらすぎて向き合えないほどの。

 

つらい過去は、だれかと一緒であれば向き合えることがある。

でも、そのだれかは、だれでもいいわけではない。

大学の友人には無理だった。

 

 

そのだれかに出会えた霜介。

 

 

水墨画との出会いも、人との出会いも大きかった。

人生の謎は、一人で解かなくていい。

苦しみも、一人で耐えなくていい。

 

こういう出会いが、だれの人生にもあるといいなと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

黄色い花すずきともこ公式LINEを始めました。

心理や育児について、日々思うことや最新情報を毎週1回くらい、お届けしています。

 

https://lin.ee/XJtbfoPからお友だち追加してくださいね。

 

下記のQRコードからもお友だち追加できます。

 

 

 

友だち追加

 

 


 

 

   

 

 

聴く育児クラス  

 

双葉「子どもの『心』を聴ける親になる!」(実践編)

2022年11月12日(土)10:00~12:00    オンライン

 

双葉「思春期の子とのコミュニケーション 心を聴く7つのヒント」

2022年11月22日(火)10:30~12:00   豊倉助産院

 

双葉「男の子の『心』が元気に育つ!」

2022年11月22日(火)13:00~14:30   豊倉助産院

 

双葉「子どもが光る あったかいしかり方&ほめ方」

2022年12月6日(火)10:30~12:00   豊倉助産院

 

双葉「自分の親とのコミュニケーション 大切な7つの知恵」

2022年12月6日(火)13:00~14:30   豊倉助産院

 

双葉子どもが光る あったかいしかり方&ほめ方トークライブ

2023年3月4日(土)14:00~16:00    シビル

 

 

双葉「子どもの『心』を聴ける親になる!」理論編

双葉「子どもの『心』を聴ける親になる!」(実践編)

双葉「子どもが光る、あったかいしかり方&ほめ方」

双葉「女の子の『心』が元気に育つ!」

双葉「男の子の『心』が元気に育つ!」

双葉「きょうだい&ひとりっ子の『心』が元気に育つ!」

双葉「乳幼児から知っておきたい性教育のお話 心と体を守る女の子&男の子育児」

双葉「0歳の子の『心』が元気に育つ!」

双葉「0歳の子の『体』が元気に育つ!」

双葉「1歳からの『自立期』の育児のこつ」(いやいや期)

双葉「思春期の子とのコミュニケーション 心を聴く7つのヒント」

双葉「パートナーとのコミュニケーション 心を伝える7つのヒント」

双葉「自分の親とのコミュニケーション 大切な7つの知恵」(実父母・義父母)

双葉「育児なんでも相談タイム」 

 

双葉「心の育児 コロナ編」  ユーチューブで自由に視聴できます。

 

 

双葉個別カウンセリング  60分・120分 

 

 

 

黄色い花職場復帰と母乳育児(母乳110番の母乳講座)

2022年11月14日(月)13:00~14:00 

モーハウス日本橋ショップ

 

黄色い花母乳がよく出る方法と混合育児(母乳110番の母乳講座)

2022年11月14日(月)14:30~15:30 

モーハウス日本橋ショップ

 

黄色い花母乳110番 母乳&混合なんでもLINE電話相談 iphone*

・2022年10月14日(金)10:00~12:00

・2022年10月28日(金)10:00~12:00

 

 

 

黄色い花「子どもが光る あったかいしかり方&ほめ方 親の気持ちもラクになる」
(すずきともこ著  農文協) 

 

子どもが光る あったかいしかり方&ほめ方: 親の気持ちもラクになる :親の気持ちもラクになる

アマゾンジャパン合同会社

1,210〜4,577円

 

 

・楽天は、こちら

 

・Yahooは、こちら

 

 

黄色い花「赤ちゃんはおっぱい大すき  マンガ母乳子育てライフ」

世界初! 188本の4コママンガで母乳育児の方法を楽しく説明。

(すずきともこ著 堀内勁監修 自然食通信社)書店で注文可。

モーハウス日本橋店・ NPO Umiのいえ でも販売中。

 

赤ちゃんはおっぱい大すき: マンガ・母乳子育てライフ

アマゾンジャパン合同会社

1〜4,620円

 

 

 

黄色い花「働きながら母乳育児を楽しむ20のヒント」

働きながら母乳を楽しむ方法と、ワーママが楽になる方法を説明。

マンガ20本&コラム2本。職場や保育園で、ぜひ回してくださいね。

(すずきともこマンガ 光畑由佳コラム NPO子連れスタイル推進協会)  モーハウス日本橋店でも販売中。