「夫に家事や育児をしてほしい。どうしたらいいですか?」 | すずきともこの安心感を育て人生を楽しむブログ

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世界の謎は、子ども時代にある!そのヒミツを描いていきます~♡

こんにちは。

 

「心の育児」シリーズでのご質問&答です。

 

「夫に家事や育児をしてほしい。

平日は帰りが遅いし…。ほとんどしてくれなくて、腹が立って夫に優しくなれなくて、夫もイライラしてくるし、悪循環で、夫婦のピンチです。どう言ったら、やってくれるようになるでしょうか?」(Eさん)

 

 

ぜひやってほしいですよね。共働きのご家庭はもちろん、専業主婦であっても、家事や育児を一人でするのはムリですから。

 

星まず、「小さなこと」から、「1つ」だけ、頼みましょう。

「簡単にできること」から。たとえば、赤ちゃんがお腹が足りていて落ち着いているときに、抱っこしていてもらうとか。

 

 「あー、そうか!」(Eさん)

 

 

星そうやって簡単なことから始めて、赤ちゃんにパパを覚えてもらって、仲良くなってもらう。パパにも自信をつけてもらう。

抱っこやおんぶ講座、育児講座に行くのもいいです。

 

パパも、育児は慣れなくて不安なのです。いきなり、泣いている赤ちゃんを世話するのはむずかしいかもしれないから、ハードルの低いところから。30分でもいいから。その間、ママは好きなことをする。たとえばカフェでぼーっとするとか、昼寝するとか、できたら嬉しいですよね。ニコニコ

 

「めちゃめちゃ嬉しいです!キラキラ

ああ、カフェ!昼寝!いいな~。ドキドキ」(Eさん)

 

 

星それで、もし夫さんがやってくれたら、思いきり喜びを表現しましょう。

「ありがとう!!」とハッキリ言葉にして伝える。

満面の笑顔を向ける。ラブラブ!

夫さんは愛する妻に喜んでもらえたらうれしくなって、「またやろう。」と思うのではないでしょうか。

 

「そうか~。そうしたら、仲良くなれるかも…。」(Eさん)

 

 

星頼むときのこつがあります。言い方の「雰囲気」が大事です。

雰囲気が全て、と言ってもいいくらい。表情とか、声のトーン、どんな気持ちか。

 

たとえば、「どうせ、あなたはわからないでしょうけど!いつも私ばっかり!これくらい、やってよね!」という気持ちで言ったら、相手がやりやすいでしょうか?やりにくいでしょうか?

 

「…やりにくいですね(笑)。

ああ、そう言っちゃってましたー。あせる」(Eさん)

 

 

言いたくなりますよね。

 

でも、「あなたなら、きっと、できると信じてる。

最初は上手でなくても、だんだんできるようになると思うし。

やってくれたら、私、とってもうれしい!」

という気持ちで言ったら、どうでしょうか?

 

「ああ!そうか~。

ぜんぜんちがいますね。やってみます!」(Eさん)

 

 

 

星家事も同じように、簡単ことから1つずつ頼みます。

「テーブルをふいてくれる?」とか。

 

そしてやってくれたら、大喜びして

「わあー、助かる―!ありがとう!!」と言う。

すると、夫さんは「こんな簡単なことでそんなに喜んでくれるなら、

もう少し他のこともやろうかな?」という気になったりします。

 

もし下手でも、「やってくれた」ことに、お礼を言いましょう。

夫さんが家事に慣れていないなら、時間を作って一緒にやって、

やり方を覚えてもらってもいいです。

 

紙に書いて壁に貼ってもいいです。

「洗濯機の使い方」とか。

メーカーの使用説明書を洗濯機のすぐそばの壁にひもで下げておくとか。

 

「壁に。(笑)」(Eさん)

 

 

はい、壁に。(笑) 覚えるまでは。

 

星そしてそれから、

帰りが遅い、長時間労働の夫には

「おつかれさま、今日もありがとう」と、

 

長時間家事育児の妻には夫から

「今日もありがとう!おつかれさま」と、

 

お互いにいたわり合えたらいいなと思います。ラブラブ

その逆になってしまうと、ギスギスしますよね。汗

 

「そう言い合えたらいいなあ。

言ってくれるかなあ。」(Eさん)

 

 

星こちらからたくさん言っていくと、

やがて返ってきたりする可能性は高いです。ラブラブ

 

そして、週末は一緒に家事育児をしたり、

交替で休んだりできたらいいですよね。

 

 

星本当は、社会全体が変わって、

長時間労働が減っていったり、

有給休暇や半休を取りやすくなったりするのが一番なのです。

 

夫婦関係がむずかしい!と思うときは、

社会の構造や風潮(家事育児は女性がやるもの、男性は稼ぐもの、という風習など)にも、原因があるのです。

 

「夫がわるい」または

「自分がわるい」と思っていると、行き詰まります。ショック!

 

世の中の仕組みを変えるのは時間がかかるけど、

 

「わるいのは夫じゃなくて、長時間労働や風潮だ!」

「いけないのは私じゃなくて、ワンオペ状態だ!」

 

そう思うことができると、夫や自分を責めることをやめられるかも。ラブラブ

 

視点が社会へ開けて、気持ちが楽になり、

突破口が見つかるかもしれないです。グッド!

 

 

 

 

 

「心の育児」シリーズの講座   

  (赤ちゃん連れOK!   講師:すずきともこ)

  「安全で安心」な育児をお伝えします。

     子どもの「自己肯定感」、「生きる力」が育つ。 

 

 

双葉「子どもの『心』を聴ける親になる!」部(実践編)

・1月11日(土)13:20~15:30   とつか区民活動センター 

・2月15日(土)10:20~12:30   とつか区民活動センター 

 

双葉「子どもの『心』を聴ける親になる!」(理論編)

・1月21日(火)10:30~12:00   モーハウス青山店

 

双葉「男の子の『心』が元気に育つ!」 

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双葉「夫とのコミュニケーション 心を伝える7つのヒント」

・1月24日(金)14:00~15:30   モーハウス青山店

 

双葉「0歳の子の『体』が元気に育つ!」

・2月20日(木)10:30~12:00   モーハウス青山店

 

双葉「女の子の『心』が元気に育つ!」

・2月20日(木)14:00~15:30   モーハウス青山店

 

双葉「子どもが光る、あったかいしかり方&ほめ方」

双葉「0歳の子の『心』が元気に育つ!」

双葉「1歳からの『自立期』の育児のこつ」(いやいや期) 

 

 

本赤ちゃんはおっぱい大すき ~マンガ母乳子育てライフ」  

   (すずきともこ/著 堀内勁/監修 自然食通信社/編)