こんにちは。
「心の育児」シリーズの講座で
出たご質問&答です。
Q.
「子どもを怒りすぎてしまうことがあります。
カッとなって、
『もう知らない!』と大きな声を出したり、
たたいたりしてしまうことがあります。
子どもの心にわるい影響があるのではないかと
心配です。
怒りすぎてしまったときには
どうフォローしたらいいでしょうか?」
A.
もしも、怒りすぎてしまったら、
そのあとで
①子どもにあやまる。
それから、
どうして怒りすぎたのか?
大人の側の事情を
②説明する。
この二つが、
フォローとしてできることだと思います。
①あやまる
大人があやまると、子どもは、
「あやまってくれた!
人として、大切にされている」と感じると思う。
「『たたくのはよくない』んだな。」
「『よくないことをしたときは、あやまる』と
いいんだな。」と思えるかも。
また、
「親があやまることなのだから、
自分も、たたかないようにしよう」
「たたいたら、親がお手本を示してくれたように、
自分も相手にあやまろう」と考えるかもしれない。
そのうち、
「あっ!ママ、パパ、たたいちゃだめでしょー。」
と子どもから言うようになるかも。
「あーっ!ごめんねー!!」
という会話が成立するかも。
そういうふうに育った子は、
外の世界で他の人に暴力をふるわれたとき、
「何するの!暴力はやめて!」と
すぐに逃げたり、
文句を言うことができるかもしれない。
その子の人生の、安全度が上がるのです。
「どなられたり、たたかれたりすることは
仕方のないことなんだ。
どなられたり、たたかれたりするような
ことをした自分がわるいんだ。
だからガマンしよう」と、思わなくて済む。
(将来、パワーハラスメントや
モラルハラスメント、いじめやDVに
あったときに、
「おかしい」と気づきやすくなり、
逃げたり、人に相談したりできるようになる。)
②説明する
どうしてたたいたり、どなってしまったのか
短く説明することも大切です。
たとえば、
「ママ(パパ)は、今すごく急いでいて、
それで、気持ちに余裕がなくなって、
怒りすぎてしまった」
という理由を話すと、
「そうか。親は、親の事情で、イライラしてたんだな」
「それでまちがえて、怒りすぎたんだ」
ということが子どもにも、わかります。
そうすると、子どもが
「自分を責める」こと、
「自分を否定すること」を減らせます。
怒りすぎてしまったときは、
お子さんに
「正直にあやまる」「事情を説明する」
ことで、フォローすることができます。
そして、「怒りすぎない」ように、
また、いろいろ工夫しましょう。
講座やブログで、私もサポートします!!
たくさん方法があります。
たとえば、以前にも紹介しましたが、
こういう方法があります。ためしてみてくださいね。
「怒りすぎてしまいそうなときに、すーっと心が落ち着く、かんたんな方法
「心の育児」シリーズの講座
(赤ちゃん連れOK! 講師:すずきともこ)
「安全で安心」な育児をお伝えします。
子どもの「自己肯定感」、「生きる力」が育つ。
・2月6日(火)10:30~12:00 モ―ハウス青山店
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