こんにちは。
災害のときに、
だれでもできる心のケアの方法を紹介しました。
でも、
安心してふれあえるご家族や友人が
いない場合もあるかもしれないです。
ご家族と はぐれたり、単身だったり、
いろいろな場合があると思います。
そういうときに、
タッピングタッチという方法があります。
指先で軽く、一瞬だけふれる方法です。
(猫の手のようにしてふれる方法もあります)
他人同士でも心理的抵抗が少なく、
自分一人でやることもできます。
「タッピングタッチ」は、
臨床心理士の中川一郎さんが考案したそうです。
だれでもできる、
心と体のケアの方法です。
ふれる部分が少なくて
初対面の他人同士でも、やりやすい。
ふれるのは、主に背中です。
災害のときにも使えるし、
ふだんの生活の中でも使えます。
私も、やってみました。
すると、
・体も心もリラックスする。
肩こりがほぐれました。
まるで、温泉に入った後みたい。
・体全体があたたかくなって、
血行が良くなってポカポカする。
背中だけでなく、足もぽかぽか。
足にはさわらなかったのに!
二人一組でやって、交替したら
・力は ほとんど使わないので、
楽にできました。
お年寄りでも、子どもでもできそうです。
しかも、
・人にやってあげたときも、
自分の体があたたかくなります。
疲れるどころか、
自分も楽になる感じでした。
わたしが受けたのは、基礎講座Aです。
わかりやすくて、かんたんでした。
心理や、体のケアの専門知識がなくても大丈夫!
ふだん、自分や家族や友人に使うには、
基礎講座AだけでもOKだそうです。
受講証です。(名刺の大きさ)
うらに、どの講座を受けたか、書きこんであります。
基礎講座Bや、インストラクター養成講座など
他にもいくつか講座があって
インストラクターになりたい人は
他の講座も受けると、なれるそうです。
「タッピングタッチ協会」のHPは、こちらです。
タッピングタッチをするときに、
『念や気を入れようとしない。』
『その人と一緒に居ることを楽しむ』
気持ちでする、
というところが、とてもいいなと思いました。
これは、人をサポートするときの
「極意だ!!」と思います。
人を助けるときに、
「代わりにしてあげる」と、
かえって、その人のためにならないと思います。
「代わりに、考えてあげる」
「代わりに、念や気を入れてあげる」
それは、その人に与えているようで、
実は、本人が力を発揮する機会を奪っている。
その人をより、弱くさせる
自信を失わせる
依存させる
方向へ行ってしまうと思います。
臨床心理士の先生が、
そういう人間の心理を、すごーく考えて
作った方法なのだな~と感動しました!
タッピングタッチの、「かるく ふれる」方法は、こちらです。
二人一組でする方法と、自分でする方法があります。
道具を使わず、どこでもできます。
リラックスして、気持ちが楽になる方法の1つです。